「川崎フットボールアディクト」

鬼木達監督、田中碧について語る【コラム】

鬼木達監督が6月24日に取材に応じた。ウズベキスタンからの取材は30分ほどになったが、一旦終わった取材後もざっくばらんな雑談に。監督自身リラックスした状態で日々を過ごしているようだ。ちなみに鬼木監督はウズベキスタン移動後にぎっくり腰を発症。腰を痛めている最中ではある。

そんな鬼木達監督に、現在ドイツで移籍前提の交渉を続けている田中碧について質問が出た。

今回の移籍が急遽決まったことがわかるのが、ACLを戦うことを前提に行ったという出国直前のテストマッチでの田中の起用。また移籍がまとまるまでの時間軸について鬼木監督が「1年とか半年とか、そういうものをね、時間をかけながら進められる時もあれば、ほんと1週間とか1日2日っていうタイミングで決めなきゃいけないというところもある」のだと指摘し、今回の移籍が後者の時間軸での決定だったことを示唆していた。そして改めて移籍というものの難しさに言及している。

「まあそういうのも含めて本当に移籍っていうのは、難しいなあというふうに思ってます」

ちなみに鬼木監督は、その一方で「クラブのね、そういう事情を考えて、自分の夢を諦めるって言うのもね、違う話だと思います」として、ACL直前の今回の移籍交渉について理解を示していた。また移籍のタイミングとして、ACL後、オリンピック後でという議論もあったのだとしつつ、鬼木監督自身は「そこに関しては正直どっちでもかまわないと言うか、そこはあんまり関係…、ACL戦って欲しかったとかではなくて」とも述べて、選手の夢をサポートするスタンスを取っていた。

(残り 604文字/全文: 1265文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ