チームの行く末を左右するルーキー【2】井上竜太も変われるか
開幕から1ヶ月あまり。ルーキの井上竜太は急な体調不良に見舞われた岡山戦以外はスタメン・フル出場を続ける。「移動はまだ慣れない。岡山とか仙台は遠かったので体が固まってしまった」と言うが、プロならではの遠距離移動の繰り返しのなかで、いまは必死にアジャストしようとしている。仙台遠征の翌日には、これもプロ選手として初のホームタウンイベント「ツエーゲンがやってくる」に参加。さすがに連日の長距離移動で疲れはあったということだが、2日間のオフの間に大好きな温泉にいってリフレッシュを図った。
庄司朋乃也と孫大河、そして井上という実質3人でのポジション争いとなっているセンターバック。そのなかでいまの井上は安定感ではナンバーワン。表現は難しいが「(悪い意味での)予想外なプレー」が少ない。目の前の相手に簡単に負けることはないし、見ている人が「どうしてそうなっちゃったの?」と思ってしまうプレーも少ない。
ただし、井上に求められているのは、もっともっと高いレベル。「うしろは若い選手を育てる」という方針の金沢だからこそ出場機会を得られているという部分も多分にある。
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