自分がどんなに苦しくてもチームのために戦ってくれた丹羽詩温。もう一度共に戦える時を信じて
運命の分かれ道での勝利、そして涙
ホイッスルが鳴った瞬間、喜びに沸く選手たちをよそに、金髪の背番号9はピッチに倒れ込んだ。天を仰いで手で顔を覆う。チームメイトに抱き起こされたあともユニフォームで目元を拭っていた。
2021年、第30節の新潟戦。自らのゴールでチームに112日ぶりの勝利をもたらした丹羽詩温は人生で初めてサッカーに関わることで泣いた。
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