FOOTBALL TODAY KANAZAWA

困難な状況の開幕戦で勝点1獲得。キーワードは「落ち着き」【第1節・徳島戦レビュー】

 

落ち着いたゲーム展開は両チームが望んだもの?

 

開幕ゲームのあとに柳下正明監督も示唆していたが、この徳島戦に向けて、チームは思ったよりも難しい調整を強いられたようだ。

 

宮崎のキャンプから帰ってきて2日間のオフが明けたあと、15日の金沢での練習は強風と寒さに見舞われた。翌日以降の大雪予報を考慮して、16日に金沢を離れたが、そこでも天候とグラウンドの調整に悩まされた。現地では結構な距離と時間の移動を強いられただけでなく、練習も監督が予定していたほど十二分には積むことができなかったようだ。

 

「練習時間よりも移動しているほうが長かった」「帰ってきたら、まさかの『こっちのほうが暖かかった』」とは松本大輔の言葉だが、さまざまな難しい条件が揃ったなかでの開幕戦を、選手たちはタフに乗り切り、徳島から勝点1を持ち帰った。

(残り 2764文字/全文: 3140文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ