FOOTBALL TODAY KANAZAWA

ただの敗戦にあらず。こんなに期待感が高まる敗戦を経験したことがあるか?【第1節・長崎戦レビュー】

 

体が重かった一因とは?

 

2021年の開幕戦。4分にコーナーキックから毎熊晟矢に押し込まれて先制を許すと、15分には左サイドを崩されてカイオ・セザールに追加点を奪われる。後半、1点を返すも惜しくも1−2で敗れた。簡単に書けばこうなるし、いろいろなメディアがそう報じるだろう。

 

だが、長崎が2点をリードしてから少し抜いて1点を返しただけとか、去年3位のチームに力負けしたなどという感じは一切ない。また、黒星発進というのは厳然たる事実だが、試合を見ていても、次の日に取材をしてみても、今シーズンへの期待感は高まるばかりだった。

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