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甲斐健太郎が帰還。「責任感はもちろんあります。闘う姿勢を見せなきゃいけない」【2024始動】

 

撮影:後藤勝


 1月8日、FC岐阜は岐阜市内で『2024 新加入選手記者会見』をおこない、小松裕志代表取締役社長と今シーズンの新加入選手11人が出席した。また会見終了後にはマーサ21 1階のマーサスクエアで『2024 FC岐阜新加入選手お披露目会』を開催。集まったファンとともに2024年の門出を迎えた。
 
 この一日でもっとも人々の耳目を集めたのは甲斐健太郎だった。無理もない。2021シーズンまで在籍した元キャプテンの帰還。30代の柏木陽介、田中順也、松本拓也が現役を引退し、6シーズン在籍した藤谷匠が栃木SCへと移籍したあとの今シーズン、チームを牽引していく役割を担うことは明らかだからだ。そしてなにより、岐阜の人々に愛されている。
 
◆自分の中の引き出しが増えた
 
 大学4年時の2016シーズン、特別指定選手として岐阜でプレー。翌2017年に満を持して正式加入を果たした。しかし出場機会がなく、2018シーズンにはガイナーレ鳥取へと期限付き移籍。あとがないと自覚して臨んだこの一年間でリーグ戦32試合に出場。本来備えていた爆発力を解き放った甲斐は、2019シーズンからの岐阜を闘将として支えた。2022シーズンにはJ2昇格を成し遂げた岩手に移籍。その感覚を維持したまま2023シーズンもJ3に降格してきた岩手でプレーしたが、この度3シーズンぶりに岐阜への復帰を果たした。
 

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