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茂木秀、チームを助ける守護神をめざす。「押し込まれていても流れを変えるようなプレーを意識していきたい」【Player’s Voice】

 

撮影:後藤勝


 大幅に再編された2023年のFC岐阜。ゴールキーパーも例外ではなく、身長190cm台の茂木秀が加わった。過去、茂木はセレッソ大阪に籍を置きながら他クラブへと期限付き移籍、昨年はFC今治でプレーしていたが、今回の岐阜への加入は完全移籍となる。新しいシーズンからのサッカーに適合する選手としてピックアップされた茂木は、上野優作監督が掲げる岐阜のサッカー、そこで求められるプレー、J3の傾向をどう捉えているのだろうか。
 
◆J3のレベルは相当上がっている
 
 茂木がJ3のチームに在籍するのはこれが初めてではない。2022シーズンは5月末から負傷でゴールキーパーが著しく不足した今治に加わり、プロとなった当初はJ1のセレッソ大阪に在籍しながら同U-23の一員としてJ3に出場していた。
 ただセレッソ大阪U-23で試合に出たのは2017シーズンから2020シーズンまでと、少し前のことになる。戦術のトレンドを含めてサッカー界の様子も2022年とは異なるのかもしれない。昨年、久しぶりにプレーしたJ3の傾向を茂木はどのように感じたのか。
 

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