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前田遼一3戦連発なるか。市丸瑞希メンバー入りの可能性も出てきたフクアリ決戦【J2第14節プレビュー】

 

5月17日、28歳の誕生日を迎えた原田祐輔を『Happy Bithday to You』で祝うFC岐阜イレブンの面々。


少し日焼けしてきた前田遼一。精悍な表情が示すように、非常に好調だ。


 

前節は2試合連続ゴールで3点目をマーク。百発百中でチーム得点王に躍り出た。


 

練習の終わりには何やら戦術ボードを見ながら青空ミーティングを実施した。


 

次節でメンバーに入る可能性も浮上してきた市丸瑞希。はたしてどうなるか。


 5月19日にフクダ電子アリーナでジェフユナイテッド千葉と戦うFC岐阜は17日、島西運動場でセットプレーやシュート練習などゴール前のシチュエーションを想定したトレーニングをこなした。次節はリーグ戦全体の1/3となるJ2第14節。最下位を脱して残り2/3に挑むためにも、得点力を向上させ、千葉に撃ち勝ち3ポイントをゲットしたい。
 
◆「運ぶ」課題をクリアできるか
 
 大木武監督が課題に挙げているのは「ハーフウェーラインを越えて運べない。そこがすべて」という『運ぶ』プロセス。ヴァンフォーレ甲府時代から大木監督が採り入れている、ビルドアップからフィニッシュまで一連の動作をディフェンスなし/ゴールキーパーありでおこなうメニューをこの日も実施していたが、特定の「どこが」「誰が」を改善するということではなく、チーム全体が一連のシークエンスとして、このボールを運んで相手の守備を崩すまでのよきプロセスを思い起こしたいところだ。前田遼一を活かす攻撃パターンの試行も含め、「運ぶ」「仕掛ける」「崩す」「仕留める」、すべての仕事を成就させられるよう岐阜は課題の克服に取り組んでいる。
 
 この、ハーフウェーラインを越えていけるかどうかのカギを握りそうな中盤の一角に、

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