ヴォルティススタジアム

【清水vs徳島】試合フォトレポート:増田体制初陣は、試合終盤に追いつきドローに持ち込む。

■明治安田生命J2リーグ 第8節
4月3日(水)清水1-1 徳島(19:03KICK OFF/アイスタ/9,520人)
得点者:5’ルーカスブラガ(清水)90+2’棚橋尭士(徳島)
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前節群馬戦から中3日、清水とのアウェイマッチ。
「選手・スタッフ、様々な思いがある中での今日の一戦でした(増田監督)」。

スタメンは前節から3人変更。中盤には西野と杉森は3試合ぶりに入り、またチアゴアウベスが移籍後初先発となった。

試合は開始早々に動く。5分、CKからゴール前で混戦になると最後はルーカスブラガに決められ失点。その後も清水の圧力に押され前にボールを運べない苦しい時間帯が続くが、「前半途中から少しずつボールが回り始めて自分達がやりたい事を少しずつできた(永木)」と話すように徐々にボールを運べるようになると、43分にはデザインされたFKからチアゴアウベスがミドルレンジからシュートを狙うと、前半アディショナルタイムには決定機。永木の縦パスに杉森が反応しターンからシュート!しかし権田に防がれてしまい、結局前半は0-1で折り返すことに。

迎えた後半、「右サイドのエウシーニョ選手、西野選手、チアゴアウベス選手のポジショニングを修正した(増田監督)」ことでボールがよりスムーズに回るようになり、開始直後から試合は徳島ペースに。50分にはエウシーニョのシュート、こぼれ球を杉森が狙うと、55分には橋本のクロスを途中投入の渡が合わせると、56分には決定機。永木のCKにエウシーニョが合わせシュートはポストに当たりこぼれ球にチアゴアウベスが詰めるがゴールならず。64分にはサイドを大きく使い最後は児玉がクロス。69分には杉森と西野に代えて棚橋と髙田颯を投入、攻撃を加速させる。78分には細かいパス交換から棚橋がシュートを狙うなど、押し気味にゲームを進める中、84分には玄とカイケを投入する。

冷静にPKを沈めた棚橋。今季2ゴール目となった。

そして迎えた88分、髙田がドリブルから中へ切り込み児玉とのワンツーからシュート、こぼれ球を棚橋が切り返すと相手選手がたまらずファウルしPKを獲得。これを棚橋が落ち着いて決め、後半アディショナルタイムに同点に追いつく!その後も勝点3を目指し、90+5分にもカイケがドリブルで持ち込みクロス、渡が飛び込むがわずかに合わず。結局試合はそのまま1-1で終了。逆転することはできなかったものの、最後まで攻めの姿勢を貫きアウェイで勝点1を積み上げた。

□試合フォト

(残り 95文字/全文: 1202文字)

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