ヴォルティススタジアム

【秋田vs徳島】試合フォトレポート:難敵相手に勝点1を積み上げるも、悔しさ残るアウェイマッチ。

■明治安田生命J2リーグ 第35節
9月10日(土)秋田 0-0 徳島(18:33KICK OFF/ソユスタ/1,819人)
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リーグ戦も残り8試合。J1参入プレーオフ圏内に向け1つも負けられない試合が続く中、今節はブラウブリッツ秋田とのアウェイマッチを迎えた。
秋田対策として「4-4-2のブロックを作ってくる相手でしたので、私たちは存在感のある選手(藤尾・一美など)を前線に2枚置く形にしました」と4-4-2を選択。また右サイドハーフにエウシーニョを置く布陣でキックオフ。

開始直後からロングボールを上手く使う秋田に押し込まれる時間が続くが、徳島も様々な形からビルドアップを狙う。11分には、右サイド新井のクロスをGKがパンチング、こぼれ球をエウシーニョがボレーシュートで狙う。時間が経つにつれて徐々に相手を押し込めるようになると、30分には田向が獲得したFKをエウシーニョが意表を突くタイミングで狙う。39分には西谷とエウシーニョの崩しから最後は杉本がミドルシュートを狙うがわずかに枠外。一方の秋田にもセットプレーからチャンスを作られるが、粘り強い守備でゴール許さず。結局前半は0-0でハーフタイムへ。

前半右サイドハーフに入ったエウシーニョ

後半、選手交代はないものの、右SBの新井とエウシーニョの位置を入れ替え、新井を前に配置してスタート。開始直後に右サイドからチャンスを作ると、新井の落としたボールを内田がシュート、60分には一美がエリア外から強烈なミドルシュートでゴールを狙う。
最初の交代は64分。エウシーニョに代えて児玉を投入。直後のFKで児玉のボールが内田に入るがシュートは打てず。67分にはスローインのボールを受けた藤尾がペナルティエリア内で相手選手に倒されるがノーファールの判定。

5試合ぶりの出場となった藤尾翔太。相手の厳しいマークの中、体を張ったプレーを見せた。

78分には2枚交代。一美と杉本に代えて杉森と佐藤を投入。前線にフレッシュな選手を入れ攻撃の活性化を狙うと、80分以降は相手を押し込み、両サイドからのクロスでゴール前に迫るが、あと一歩及ばず。

リーグ戦では第21節・仙台戦以来の出場となった佐藤晃大。自身のプレーについて「最後のところでもっとパワーを出してクロスに入ることができていなかったので、もっともっとコンディションを上げていきたいです」

結局試合はスコアレスドロー。アウェイの難敵相手に勝点1を積み上げたが、プレーオフ圏内の6位との差は勝点5から7へ広がった。「アウェイで勝点1を取れたことはポジティブですが、自分たちの課題は引き分けをできるだけなくして勝ち切る事なので、その点は残念です(カカ)」と悔しさをにじませた選手たち。
次節・3位岡山との直接対決を迎える。

□試合フォト

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