ヴォルティススタジアム

【水戸vs徳島】試合フォトレポート:渡の今季初ゴール!後半同点に追いつかれるも、最後まで諦めない執念が実り今季初勝利!

■明治安田生命J2リーグ 第4節
3月16日(土)水戸 1-2 徳島(14:03KICK OFF/Ksスタ/2,721人)
得点者:9’渡大生(徳島)54’甲田英將(水戸)90+6’オウンゴール(徳島)
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ルヴァンカップ・長野戦から中2日で迎えたアウェイ・水戸戦。

スタメンは前節のリーグ戦から3人変更。DFラインには水曜日の長野戦を戦った石尾と橋本が名を連ね、中盤には開幕戦以来となる杉本が入った。

先手を取ったのは徳島。10分、橋本のCKは一旦跳ね返されるものの髙田がこぼれ球を拾い橋本がクロス、これを渡がドンピシャのヘディングシュートで決め先制点を奪う。

ゴールを決め向かった先は・・・

スタッフ&ベンチメンバーの元へ!

先制後も12分にはオーバーラップした橋本が相手陣内に侵入しシュート性のクロス、15分には相手のパスミスを拾った杉森がゴールを狙う。その後は徐々に水戸の反撃を受けるが「(向かい)風を考えながら、ラインを高めにしたり相手との駆け引きで相手の自由を奪ったり、そこで前半は自分が上手く勝っていた(森)」DFラインを高く保ちながら粘り強く対応。1点のリードで後半へ。

後半開始直後の49分にも決定機。ロングボールの処理ミスを拾った西野が無人のゴールを狙うがわずかにゴールマウスを捉えられず。すると54分、水戸にサイドを大きく揺さぶられ、ヘディングで折り返したボールを甲田に決められ同点に追いつかれる。

徳島も61分にブラウンノアと中野を投入しフレッシュな選手でチーム全体のパワーを上げると、その後は一進一退の攻防が続き、63分には橋本のシュートを杉本が収めゴールを狙うも惜しくもゴールならず。74分には髙田に代えカイケを投入、チームの形を微調整しながら反撃の機会を伺うと、迎えた後半アディショナルタイムに大きなドラマが待っていた。途中出場の児玉が鋭い出足からゴール前でFKを獲得。キッカーの中野が強烈なシュートで狙うもGKに弾かれてしまうが、その直後に石尾がFKを獲得。中野の蹴った鋭いボールをGKが弾き切れず、ボールはそのままネットに吸い込まれる!劇的な展開となったが、最後まで諦めない勝利への執念が実り、今季初勝利を挙げた。

試合後「今日も先制しながら追いつかれまた同じかという事を皆さんが想像するのも当然だったと思います。ただ苦しい中でも選手たちが本当に最後の最後までそれぞれが諦めずに、それぞれが助け合って、これがチームだなという戦いを見せてくれました」と選手達を称えた吉田監督。また森は「1つ勝てたことはチームとして自信になると思います。まだまだここからリーグ戦で3連敗した分、取り返さないといけないと思います。まだまだ連戦で総力戦になります。次の山口戦はホームゲームなので、ホームの皆さんに勝利を届けられるようにいい準備をしていきたい」と中3日で迎える山口戦を見据えた。

試合後、サポーターに挨拶する中野桂太。

□試合フォト

(残り 101文字/全文: 1527文字)

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