ヴォルティススタジアム

【徳島vs藤枝】選手コメント:石井秀典「泣かないでスタンドのファン・サポーターの人達の顔をちゃんと見られたのでよかったと思います」田向泰輝「僕にとってはいろいろなことを学ばせてもらった尊敬すべき人物です」

■明治安田生命J2リーグ 第41節
11月4日(土)徳島 0-0 藤枝(14:04KICK OFF/鳴門大塚/8,004人)
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○石井秀典選手
Q:今日の試合の感想を聞かせてください。

自分たちがやりたいことというのはかなり表現できたと思うし、相手の退場もあって、より自分たちのやりたいことができるようになったんですけど、最後のところの質であったり、どうやって相手の隙をもっと作るかというところは足りなかったかなと思います。

Q:先発での出場を聞いた瞬間、どのような思いがありましたか?

このタイミング(引退)で出られるのは正直「持っているな」と思いました。(監督は)そういうタイミングは関係なく使ってくれたと思いますが、僕にとって大事なタイミングで使ってもらえました。いつも全力で、そしてこれが最後だと思ってプレーしていましたが、今日はやっぱり力が入りましたね。ウオーミングアップ時にファン・サポーターから送られた応援にも感じるものがあったりして、どうやって自分を落ち着かせるかということをずっと考えていました。
やっぱりうれしかったし、少し寂しい気持ちもありましたが、本当に今日に後悔はないです。でもやっぱりサッカーをもっと続けたいなという気持ちが出ましたね。大好きなフットボールはやめられません。本当に楽しいし、本当に幸せです。ヴォルティスに限らず、現役の選手たちは、今プロでできていることに幸せを感じて、今を必死に生きてほしいなと改めて感じました。

Q:ラストプレーで攻撃参加したので、得点できそうな雰囲気さえもありました。

最後はみんなも貪欲にゴールを狙っていました。ちょうどいいところにボールが来たと思いましたけど、何人かがボールに突っ込んできたので、ちょっと遠慮してしまった部分もありました。

Q:試合後のセレモニーでは感極まる場面もありましたね。

そうですね。でも、泣かないでスタンドのファン・サポーターの人達の顔をちゃんと見られたのでよかったと思います。

Q:残り1試合への意気込みを聞かせてください。

いい準備をして、頑張ります。アツく戦います。

〇田向泰輝選手
石井選手にとってホームでのラストゲームだったので、勝利を届けてあげたかったのですが残念です。僕にとってはいろいろなことを学ばせてもらった尊敬すべき人物です。

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