ヴォルティススタジアム

【清水vs徳島】吉田達磨監督記者会見コメント「我々にも決定機がありましたし、ヒヤッとさせられた場面もありましたので、この結果を受け入れています」

■明治安田生命J2リーグ 第33節
9月3日(日)清水 0-0 徳島(18:03KICK OFF/アイスタ/13,299人)
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〇吉田達磨監督
両チームにチャンスがありました。我々にも決定機がありましたし、ヒヤッとさせられた場面もありましたので、この結果を受け入れています。
このスタジアムのボルテージ・雰囲気は本当に日本有数のもので、その中でも徳島や日本各地から来られたサポーターの皆さんがずっと声援を送ってくれて、そのおかげで選手達は集中を切らさずに最後まで走り続けることができました。

ハードワークや自分達に課された事をしっかりとピッチの中で全ての選手達が表現してくれました。今、順位としては下にいますが、今シーズンキャンプから積み上げてきたもの、そしてこれまでに徳島ヴォルティスがつないできたグループで戦う事、それが今日のピッチでも反映されていた中での勝点1だと思うのでポジティブな勝点1だと言わせてください。

清水エスパルスさんの圧力、それから個人の力ですね。ルーズボールを収める力、カウンターで出ていく圧力、すべてが素晴らしいチーム・選手達でした。僕たちも何とか彼らに近づきましたけど、まだトレーニングを続けて高めていかないといけないと感じました。いい所はたくさんありましたが、まだまだ目指せる所もあると感じさせる試合だったと思います。

Q:連続無失点が続いていますが、守備への評価を教えてください。
守備の方法を持っている選手達ですが、より高めていかないといけません。そのなかで、シビアなラスト10試合となります。ゴール前のピンチに対してそれぞれが寄せてゴール前へ出ていく、そういった当たり前の事ですが、プロになってきた選手達はどこかで通ってきた道ですが、時々疎かにしてしまう事があるんです。そこをしっかりと当然のことをしっかりやる。それから前線の選手達の守備、追いかけることによってシュートコースが限定で来ている事もあると思います。

無失点で終える事はチームにとって自信になりますが、無失点だけを目指してサッカーをしているわけではありません。ただ非常に大事な事なので、後は得点を取れるようにしていきたいです。

Q:前体制ではなかった試合途中のシステム変更が功を制していたように見えました。その辺の評価について。
それぞれの選手が持っている特徴はシステムよりも大きいと僕は思っています。特徴を生かす選手達がいて、そのうえでシステムがあると思っています。選手が変わればシステムが変わる事はあると思います。今日に関してはDFラインを5枚にしましたし、途中で人を代えて立ち位置を変えました。(分析コーチが)上から見ることができますしそういったコーチたちの助言も取り入れて、後は選手達の表情を見ながら変えました。

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