ヴォルティススタジアム

【徳島vs大宮】試合後の選手コメント:垣田裕暉「今までやってきたことの積み重ねが結果として実ってすごく嬉しい」岩尾憲「あの笛と歓声を聞いた時は、現実なのか何なのかちょっとよくわからない時間が一瞬ありましたが、仲間の歓声と僕を呼ぶ声が相まって、これが現実なんだなと認識しました」

■明治安田生命J2リーグ 第41節
12月16日(水)徳島 1-0 大宮(19:03KICK OFF/鳴門大塚/5,529人)
得点者:21’垣田裕暉(徳島)
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○垣田裕暉選手
「(Q:率直に昇格を決めた感想とゴールについて教えてください)
率直にすごくうれしいです。今までやってきたことの積み重ねが結果として実ってすごく嬉しい気持ちです。ゴールシーンは、みんながいいボールを上げてくれるので決めないとという気持ちでゴール前へ入っていきました。決め切れてよかったです。

(Q:次の試合に向けて)
やることは変わらずに、いつも言っていますが、やれることをやれればなと思っています。

(Q:昇格ができた感想を教えてください)
やってきたことの積み重ねが結果として出で、それが一番嬉しいことです。みんなでやってきたことが結果として出たことは嬉しいことです。

(Q:ここ2試合昇格がかかっていた試合とメンタル面の差はありましたか?)
気持ちの面は変わっていませんし、負ける時は負けますし勝てない時は勝てないので、自分たちのやってきたことを信じてやった結果がこうなったので、それが良かったんじゃないかと思います。

(Q:来シーズンの意気込みや、やっていきたいサッカーについて)
積み重ねてきたものは壊さずに、もっと成長してプラスαを出していければいいと思っています」

○岩尾憲選手
(Q:昇格が決まったことについて)
昇格がかかってからここ2試合、負けと引き分けで今日まで来ました。2017年から毎回いいところまで行って、結果を出せずに今日まで来ました。2試合自力昇格がかかっていた中できめられず、プレッシャーや焦りも無くは無かったですが、そういったものに真っ向から向き合って逃げないようにやっていますが、今日はまた少し違う視点から、一度そういったプレッシャーや状況はおいて、プレーヤーとしてここでサッカーができることに対して初心に戻り、遊び心を持って自分のサッカーをしたいと強く思い試合に入りました。それがいい形で表現でき、結果にもつながったという事で、僕にとって非常に意義のある一日になりました。

(Q:試合終了のホイッスルが鳴った瞬間は?)
こういう瞬間が来ることは想像していましたが、どこかリアルじゃないイメージしかできませんでした。あの笛と歓声を聞いた時は、現実なのか何なのかちょっとよくわからない時間が一瞬ありましたが、仲間の歓声と僕を呼ぶ声が相まって、これが現実なんだなと認識しました。

(Q:今シーズンを振り返って、何がよかったのでしょうか?)
戦術的な部分の浸透は例年に比べて非常に早かったです。それがチームの完成度に大きな影響を与えました。もう一つは目に見えないことですが、人と人との信頼関係です。僕たちは誰か一人に頼り切りで何とかするチームではなくて、みんなそれぞれ違った個性と武器がある選手ある中で、できないことにイライラしたりできないことを求めて文句を言ったり、そういったことではなくて、できないことはみんなで補ってできることは褒めてあげて、そういう人間らしさみたいなものが、このチームには出ている選手も出ていない選手にも練習の時から詰まっているので、それがここまでこれた要因だと思います。

(Q:最後に来シーズンの意気込みを)
J1昇格を決めただけであと1試合残っているので、来年に向けてコメントするのは違うのかなと思いますけど、一つ大きな成果を出したので、これはプレーヤーだけではなくて、サポーターやクラブ、サッカーを取り巻く環境すべてが素晴らしい舞台で徳島にJ1があるという事が実現されます。徳島ヴォルティスに関わる徳島県民の皆さんも含めて、次の舞台をどう作っていくのか非常に楽しみにしています。

(Q:試合後の涙について)
今年から来た選手ももちろんいますが、僕は僕なりの長いストーリーがこの場所にはあります。いろいろ思い返すと、僕の中では良いことばかりじゃなかったので、それがフラッシュバックするかような涙でした。

(Q:特に思い出したことはありますか?)
2017年の最終戦東京V戦のことが最初に思い浮かびました。カッコつけた言い方をすればその時の十字架をずっと背負ってきたというか、そういう感覚が僕の中にはあります。そんなものは背負わなくていいという人もいるかもしれませんが、僕の性格上その十字架を捨てちゃいけないと思ってやっていました。

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