ヴォルティススタジアム

柿谷曜一朗「今日の試合は特別なものになった」-金沢戦を勝利で終え語った今の気持ち

金沢戦の試合後に、柿谷選手が今思うことを素直に話してくれました。

--大きな勝利となりました。どう捉えていますか?
8月は本当に大事な試合が続きました。千葉戦(3△3)、栃木戦(2△2)とサポーターには悔しい思いをさせてしまい、前節の山口戦(2〇0)と今日の金沢戦は100%勝たないといけなかった試合でした。その中で監督が代わったり色んなことがあったかもしれないですけど、選手たちは誰一人ぶれずに”絶対に降格させないんだ”、”勝つんだ”という気持ちを持って練習していました。
監督が代わったから意識が変わったのではなくて、ベニ(ラバイン前監督)の時から選手は100%やってきていましたし、それがやっと形になったかなと思います。ここまでしっかり選手たちを支え続けてくれたベニと、この大変な状況で引き受けてくれた(吉田)達磨さんにみんなが感謝して、これからみんなで同じ気持ちを持って、もっともっと上にいきたいと思っていたので、今日の試合は特別なものになりました。

--千葉戦以降、どういったところが良くなったと思いますか?
良くなったところ、悪くなったところというより、僕がはっきりと言えるのは、栃木戦のあの状況で(渡)大生が最後まで諦めずに戦い、ゴールしてくれたことが大きかったです。今日でいうと(西谷)和希がゴールして、チームを助けてくれましたが、チームとして、クラブとして、サポーターも含め、あの栃木戦の大生のゴールが今に繋がっているってみんなが分かっていると思うし、みんなが理解していると思います。それがチームで戦っているということやと思います。本当にあのゴールはチームに勢いをつけてくれたし、苦しい状況の中でも、そういうプレーをしてチームを奮い立たせてくれる選手がいるということは本当に心強いです。
だからこそ試合に出ている選手はやらないといけない。やり続けないといけない。それは変わらずにやっていけたらなと思うし、僕たちが背中でしっかりそのプレーを見せていけたらなって思います。

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