ヴォルティススタジアム

【徳島vs浦和】フォトレポート:好機を生かせず。一瞬の隙を突かれ勝利を逃す。

■明治安田生命J1リーグ 第25節
8月21日(土)徳島 0-1 浦和(19:03KICK OFF/鳴門大塚/7,046人)
得点者:62’関根貴大(浦和)
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今節は、天皇杯から中2日で徳島へ乗り込んできたリカルド監督率いる浦和レッズと対戦。
スタメンは前節から5名変更。GKには3試合ぶりに上福元が入り、CBには出場停止のドゥシャンに代わり福岡が、右サイドには出場停止明けの岸本、中盤には藤田譲瑠チマが5試合ぶり、前線には垣田が4試合ぶりにスタメンに名を連ねた。

前半から主導権を握ったのは徳島。相手のプレッシャーを剝がしながら右サイド岸本と左サイドの西谷が高い位置を取り相手を押し込んでいく。17分には西谷のクロスに垣田が飛び込むと、20分には決定機。右サイド岸本のパスを垣田が落とし岸本が再びクロスを入れるが宮代はわずかに打てず。22分には岸本のアーリークロスに垣田、23分にも岩尾がミドルシュートでゴールを狙うがいずれもGK西川にセーブされてしまう。飲水タイム後も徳島ペース。36分にはジエゴのボールカットから杉森がシュート、40分には右サイドに流れていた西谷がカットインしてシュート性のクロスを入れるが合わせることはできず。

ハーフタイム、「ポジティブな内容だがまだ0-0。攻める気持ちを持ち続けること。選手間の距離を考えて、チームで崩していこう。相手の嫌がるプレーを続けよう(ダニエル監督)」と送り出された選手たち。

後半開始から雨が強くなり向かい風の中で試合が進む。浦和もフォーメーションを変更し徳島にプレッシャーをかけやすい形に修正する。後半も試合は徳島ペース。54分には西谷のブロックしたこぼれ球を拾った垣田がドリブルで仕掛けゴール前でシュートを放つが、シュートは惜しくもクロスバーに弾かれてしまう。56分にもジエゴがシュート性のクロスを入れるがわずかに合わず。

しかし62分、スローインの流れから江坂のスルーパスから汰木に右サイドを突破されると関根に決められ先制点を許してしまう。

失点後すかさず2枚交代。西野と渡井を投入しフレッシュな攻撃陣を投入する。74分には決定機藤田の縦パスから渡井が狙いすましたシュートを放つがわずかに相手DFに当たりゴールマウスをとらえられず。75分にも宮代とのワンツーで渡井が抜け出すが最後のところで酒井に防がれる。77分には藤田征也と石井を投入。岸本が左サイドに回りクロスを狙うが、中でなかなか合わせることができない。

試合終盤も徳島が浦和を押し込むが、肝心なところで精度を欠きいい形を作れない。結局試合はそのまま終了。

内容では上回りながらも「これがJ1なのだと思います(ダニエル監督)」一瞬の隙を付かれ悔しい敗戦を喫した。

試合後、お互いの健闘をたたえ合うダニエル監督とリカルド監督。

□試合フォト

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