ヴォルティススタジアム

【熊本vs徳島】フォトレポート:勝点1を積み重ねたものの、悔しい引き分け。

■2017明治安田生命J2リーグ第38節
10月22日(日)熊本 1-1 徳島(14:03KICK OFF/えがおS/7,153人)
得点者:11’嶋田慎太郎(熊本)54’馬渡和彰(徳島)
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残り5試合、J1自動昇格を目指すためにも勝点3が欲しいヴォルティス。前節岐阜戦から2選手を変更。中盤にカルリーニョス、右サイドには5月の福岡戦以来となる広瀬陸斗がスタメンに名を連ねた。

熊本戦のスターティングメンバー。

台風の影響もあり強い風が吹く中、前半は風下でスタート。「前半は多くのチャンスを作ることができた(リカルド監督)が振り返るように、6分には杉本太郎が左サイドからクロス、8分には馬渡和彰が中に切りこんでシュートを放つもGK正面を突く。そんな中、11分にパスミスから一瞬の隙を突かれカウンターを許し先制を許してしまう。「先に失点してしまうと難しい試合になってしまう(リカルド監督)」と話す通り、結果的には難しい試合となってしまう。23分には渡大生、28分にはカルリーニョスが決定機を迎えるもゴールを決めることはできない。

同点ゴールをもたらした馬渡和彰

後半、風上となったヴォルティスは、54分、カルリニョスのミドルシュートは相手DFに当たるが、こぼれ球を拾った馬渡が相手DFを交わし中へ切りこむ。「風に乗って入るかなというアイデアがぱっと浮かんだ」と語る強烈なシュートがネットに吸い込まれ試合を振り出しに戻す。同点直後には広瀬のシュートのこぼれ球を再び馬渡が狙うもわずかに枠を捉えられず。64分には前川、その直後にも渡がチャンスを迎えるが決め切れない。
逆転ゴールを目指すヴォルティスは「広瀬選手を高い位置で使いたい、ワイドの位置で使いたいと思った(リカルド監督)」と島屋八徳に代えて井筒陸也を投入。その直後には杉本に代えて大﨑淳矢を投入し、逆転ゴールを目指す。しかし、最後まで相手を押し込むものの「最後の1/4のところまで行ってあげることができなかった(カルリーニョス)」と振り返る通り、ゴール前での工夫が足りずゴールを奪えず、試合は1-1で終了。勝点1を積み重ね6位へ浮上したものの自動昇格となる2位との勝点差は7と、その差を縮めることはできなかった。

■試合フォト

(残り 89文字/全文: 1162文字)

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