ヴォルティススタジアム

【岐阜vs徳島】プレビュー:守備に見られる緩い一瞬を消し去ることが重要な一戦。その上でアタッカー陣のゴールを待ちたい。(1343文字)

■2015明治安田生命J2リーグ 第35節
10月4日(日)岐阜vs徳島(19:00KICK OFF/長良川)
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前節終了後「FWがもっと得点を取らないとなかなか勝てないと思うので本当に悔しいです」に佐藤晃大選手

今求められているのは間違いなくアタッカー陣のゴールだ。実際、29節・東京V戦の津田知宏を最後に、そのポジションを務める者の歓喜の雄叫びは一度も響いていない。(30節以降でチームの挙げた3得点は濱田武が1、冨田大介が2の内訳)
そしてその状況はチームの戦績に直結してしまっている。アタッカー陣が結果を出していた24節から29節までの6戦では5つもの白星を手にしたのに対し、30節からの5戦は僅かに1勝止まり。成長させた守備によって敗戦は1つしか喫していないが、ヴォルティスは順調にあった勝点積み上げのペースを大きく落としてしまった。

そのような事実が物語るように、やはり勝利を掴むには佐藤晃大やキム ジョンミン、衛藤裕らのゴールが不可欠。前節終了後に佐藤も「FWがもっと得点を取らないとなかなか勝てないと思うので本当に悔しいです」と責任を感じた表情を浮かべながら反省を口にしていたが、その佐藤をはじめとするアタッカー陣には相手のネットを揺らす一撃がすぐにも要求される。

しかし岐阜と対する今節の戦いにフォーカスすれば、よりいっそう重要なことが存在すると言えよう。それは、守りの集中を一瞬足りとも緩めずに戦い切ること。

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