ヴォルティススタジアム

【コラム】アカデミーレポートVol.2:ユース&ジュニアユースが、揃って日本クラブユースサッカー選手権に出場!

■岸田一宏社長「過去最高のベスト16という成績を残してくれたことはクラブとして喜ばしいこと」
社長
Q:ユース、ジュニアユースが全国大会に出場したことは嬉しいことであり、クラブとしての進歩につながるのでは?
「今年はユースが6年ぶりの全国大会出場ということと、ジュニアユースについては例年全国大会に出場をする中で、過去最高のベスト16という成績を残してくれたことはクラブとして喜ばしいことであり、1つの成果であると思います。
今後の徳島ヴォルティスのアカデミーについても、引き続きより良い経験が出来るような取り組みと、クラブ組織としての利点であるジュニアユースからユース、ユースからトップチームへつながるような形で、トレーニングなどを含めて切磋琢磨をして、技術的にも人間的にも成長へと注力していくことが重要です。
さらに上を目指してユース年代で成果を残していくためにも、寮という受け入れ態勢を整えるなど、指導と環境面の両方を整えることを含めて、育成年代の充実と拡大を進めていく取り組みを進めています。将来的には、もっと充実した環境の中で、アカデミーの選手からトップへ昇格する選手を1人でも多く輩出するという形につなげていかなければいけないと考えています。まずは、更に全国で結果を残せるようなアカデミー体制を築くことが出来るようにクラブを挙げて支えていきたいと思います」
しばふ
Q:これからクラブはより育成を大事に?
「昨年はクラブとして初のJ1を経験した中で、これまでとは違った様々なところが具体的に見えて、クラブとして足りない部分も非常に勉強になりました。今回、ジュニアユース、ユース共に頑張ってくれたと思いますが、アカデミーにおいてはユースからのトップへの昇格という部分を視野に入れて充実させていくことが、非常に大事であると感じています。ユース年代からクラブのサッカーの方針や目標を把握しながら、トップでの活躍をして行けるような一貫性を持って活動することが大切であり、それがクラブで活動するメリットです。その取り組みを徳島県民の方々やクラブを支える皆様に見ていただき、よりクラブを身近に感じて支えていただけるように、皆様にとって魅力あるクラブになっていけるようにしたいと考えています」

■岸田一宏(きしだかずひろ)
1971年7月5日生まれ
徳島市立高校時にはインターハイ出場および徳島県国体選抜に選出されて国体優勝を遂げる。立命館大学を卒業後の、1994年に大塚包装工業株式会社へ入社し、2015年2月に徳島ヴォルティス株式会社代表取締役社長に就任。

現在、徳島ヴォルティスユースでは現在中学3年生を対象にセレクションを実施することが決まっている。締め切りは、9月1日(火)必着となっている。全国から広く応募を募りたい考えとのことで、ぜひ興味がある方は、オフィシャルホームページより概要を確認してもらいたい。

reported by 柏原 敏、写真:徳島ヴォルティス

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