SIGMACLUBweb

サンフレッチェ広島レジーナ、新しいシーズンに向けての息吹

WEリーグは、トップ3とそれ以下ではカテゴリーが違うのではないかと感じるくらい、大きな差がある。それが現実だ。

浦和、I神戸、東京NB。このトップ3と他のチームとの差は歴然。昨シーズンでいえば、3位をキープした東京NBと4位のマイナビ仙台との勝点差は、15ポイント。5位の広島とは18ポイントの差がついている。

柳瀬楓菜のプレーを見るだけで、チケット代の元がとれる。神出鬼没のプレースタイルと無尽蔵のスタミナ。今、何をするべきかを瞬時に判断できる戦術眼、チームのために働く献身性。あらゆる意味でレジーナの心臓。昨年は後半、怪我のために不本意なシーズンを送ったが「自分の身体を見直すきっかけとなりました」と前向きに捉えている。「(中村)シンさんからは『ピッチの女王様になれ』と言われました。そういう存在になりたいです」。柳瀬楓菜なら、できる。

 

東京NBの得失点差が+25なのに対し、マイナビ仙台は-5で広島は-6。トップ3は全て+20を超えているのに、4位以下のチームは全て、得失点差はマイナス。圧倒的な差があることを数字が示している。

(残り 3257文字/全文: 3796文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

1 2 3 4 5
« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ