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【SIGMACLUBNEWS】大分戦プレビュー/堅守大分を崩せ

昨年のホームゲーム、試合終了間際に森島司が決定的なシュートを放つもGK高木駿に弾かれる。

 

たとえば開幕戦の対C大阪戦ではボール支配率54.8%。鳥栖戦では50%に止まったものの、パス数602本、成功率86.5%は相手を上回った。片野坂知宏監督が推進するボールを大切にするサッカーは、今季も健在である。

とはいえ、メンバーは大きく変わった。昨年のチーム得点王であり、31試合10得点と成果を残したオナイウ阿道が横浜FMに移籍。18試合8得点で昨年の前半に旋風を巻き起こしたFW藤本憲明もシーバス途中に神戸へと移籍している。引退した丸谷拓也を含めると退団した選手は16人。一方、加入してきた選手は渡大生をはじめとして12人。前節の鳥栖戦では左サイドの香川勇気、シャドーの渡、1トップの知念慶が先発で起用されている。また、特別指定選手(福岡大在籍中)の井上健太もシャドーで起用されていた。

大分のリリースによれば、井上健太は一瞬でトップスピードに持っていけるサイドアタッカー。守備意識も高くハードワークできることが特長だという。かつて高橋壮也が育った立正大淞南高から福岡大に進学。年代別代表などの経験はないが、猛烈なスピードを武器に評価を高め、大分の特別指定選手ならびに来季からの正式加入を勝ち取った。経歴もプレースタイルも、広島の藤井智也を彷彿とさせる。

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