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【SIGMACLUBNEWS】川辺駿について記事を書いています(無料)

川辺駿についても、記事を書いています。

タイトルと書きだしのブロックを引用します(タイトルは編集部)

 

川辺駿に求められる「雰囲気」。
広島番記者がみる、凄みと課題

2019.06.14    TEXT BY 

 

9年の歳月を経て、主役の座に

上手いなあ。いやー、上手い子だなあ。

背番号6を背負った15歳の少年に、痩せて細くて小さい背番号6に、見入っていた。

2010年12月23日、高円宮杯U-15だったと記憶している。場所は徳島市球技場。相手は「関東屈指の強豪」(高橋真一郎ユースダイレクター ※当時)横浜FMジュニアユース追浜。のどかな風景が広がるグラウンドで、川辺は大人びた、中学生とは思えないほどのクオリティを見せていた。

この試合の川辺は宮原和也(現名古屋)、浜下瑛(現栃木)とトリオを組んで中盤を形成していた。とにかく激しく走り回る浜下は、広島の選手で例えて言うなら稲垣祥。ドリブルが切れるテクニシャン・宮原は、若き日の柏木陽介。そして前のめりな彼らを睥睨(へいげい)するように背筋を伸ばし、ボールを走らせ、仲間を走らせる川辺のスタイルは、攻撃的な役割を任された時の森﨑和幸に似ていた。

広島以外の選手で例えるならば、まさに小笠原満男のよう。決定的なパスを何本も通し、同点ゴールもスルーパスで演出。その様は、まさに王者の風格だ。

この試合は後半アディショナルタイムにゴールを奪われ、1-2で敗戦。しかし、運動量でもクオリティでも相手を圧倒したのは、川辺を中心に据えた広島ジュニアユースだった。当時の監督である沢田謙太郎(現広島ユース監督)が「面白かったなぁ。もっともっと、こいつらの試合を見たかったなぁ。でも、こういうゲームで締めくくるのなら、次につながると思う」と言葉を詰まらせながら語ったほどの戦いだった。(引用ここまで)

 

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