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怒濤の紫熊倶楽部校了。

 

更新が滞ってしまい、申し訳ありません。今週からバリバリいきます。よろしくお願いいたします。

とにかく先週は嵐のような日々でした。紫熊倶楽部の編集・制作は、40ページという小さな媒体ではありますが、それなりに時間がかかります。3月に入ると、川辺駿や佐々木翔のインタビューが続き、さらに日々のレポートもある。その中でもいつものようなスケジュールだとなんとかなったのですが、今回は自分にとっても経験のない事態に陥りました。

日曜日に浦和戦。当初、飛行機で往復するつもりでした。紫熊倶楽部の校了日(印刷会社に最終原稿を渡す日のこと)がその週に迫っているから、もちろん判断は当然。ところが、水曜日にルヴァンカップが大阪で行われることもあり、チームは中2日という日程も考え、広島には戻らなかったのです。埼玉県内でのトレーニングが2日続き、そこから大阪への移動という形になりました。

もし、土曜日に浦和戦が行われていたら、おそらくチームは広島に戻ったことでしょう。どんな素晴らしいホテルであっても、疲労は自宅の方が遙かにとれる。その現実は、自分自身が実感しています。しかし、中2日のアウェイ連戦ということになれば話は変わってくる。移動して広島に戻ってまた移動。休む間もありません。移動のストレスとホテル暮らしのストレスを考えた場合、避けたいのは前者です。

というわけで、チームは埼玉に残る。となると、我々も残らないといけない。トレーニングをチェックし、試合前日の選手コメントをとる必要があるからです。どうするか。公共交通機関だと、練習場に行くまでのコストと時間がかかる。紫熊倶楽部の校了週は月・火が追い込みで時間のマネジメントが厳しいのです。様々なトータル的なことを考慮し、決断しました。

土曜日の朝に広島を車で出る。13時間かけて移動し埼玉入り。そこから水曜日の朝まで、前回のレポートでも書いた蕨市を拠点にして取材し、そして紫熊倶楽部を仕上げていく。昔のような紙の原稿+写真という形であれば絶対にできない判断です。今は、印刷媒体の原稿は全てPDF。校正もPDFで行い、印刷会社とのやりとりもPDFをメールやサーバーを使って送る形になっています。色校正をできないのはどうかと思いましたが、そこは印刷会社の担当の方を信頼しているので。PDFでもチェックはできますから。

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