縦に紡ぎし湘南の

【川崎Fvs湘南】レポート:勝点0の意味は。2年ぶりの神奈川ダービーは惜敗に終わる。

■2015明治安田生命J1リーグ 1stステージ第15節
6月7日(日)川崎F 2-1 湘南(16:03KICK OFF/等々力/20,857人)
得点者:4’高山薫(湘南)60’大久保嘉人(川崎F)90’+4エウシーニョ(川崎F)
※公式記録(湘南公式)
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後半開始からほどなく、リードする湘南は相手の攻撃を防ぐやカウンターに転じた。パスを受けた菊池大介はドリブルで加速し、相手を引き付ける高山薫を横目に遠めから潔く右足を振り抜いた。

あるとき語られた菊池の言葉が脳裏をよぎる。
「頑張って守備することや目の前の相手に1対1で負けないといった個の責任をまずはしっかり考えて練習や試合に臨んでいます。その延長線上にゴールがあれば最高ですけど」

ボールはクロスバーを叩き、ラインの向こう側でバウンドしたように見えた。GKが処理し、ゴールが記録されることはなかった。それでもチームとして粘り強い守備から素早く縦を目指し、菊池が強烈なシュートに責任感を乗せて枠内に結んだ記憶は記しておきたい。

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