縦に紡ぎし湘南の

【湘南vsFC東京】レポート:悔しさあれど悔いはなし。千両役者の一撃にも、多くが詰め込まれたポイント0。

写真■2015明治安田生命J1リーグ 1stステージ第5節
4月12日(日)
湘南 0-1 FC東京
(16:04KICK OFF/BMWス/14,581人)
得点者:64’武藤嘉紀(FC東京)
※公式記録(湘南公式)
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左サイド深く走り込んだ太田宏介が藤田征也の寄せを巧みにかわしてクロスを送る。ニアで応えたのは武藤嘉紀だ。叩きつけるように頭を合わせ、泥臭くねじ込む。日本代表のホットラインが点で繋がり、64分、FC東京がスコアを動かす。

これぞ千両役者と言うべきか。ハリルホジッチ日本代表監督が見守るなか、チェルシーへの移籍報道も過熱する渦中のストライカーは、周囲の喧騒をよそに機を逃さず結果を残した。付け加えるなら、先制ゴールの10分ほど前にも、コーナーキックの流れの先でクロスバーを叩くヘディングシュートを放ち、湘南ゴールを脅かしていた。

(残り 1469文字/全文: 1840文字)

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