佐々木旭「いい環境を整えていただいたので。何としてでも優勝して恩返しできればいいかなと思います」/ACLEファイナルズ【コラム】【#無料公開】
佐々木旭がサウジアラビアへのチャーター便について感謝した。
「まあJリーグの方もそうですし、全チームが賛同してくれたという記事も見ましたし。そういったところで、やっぱり日本を代表して今大会に出てるんだという思いがまた強くなりましたし、そういった応援してくれる方々のためにもしっかりと、優勝して帰れればいいかなと思います」
すでに報じられているようにサウジアラビアのジェッダにてACLEファイナルズを戦うフロンターレと横浜FMの両チームを後方支援すべく、Jリーグがチャーター便を手配することを提案し、全クラブが賛同して実現している。
そのチャーター便でサウジアラビア入りした佐々木はビジネスクラスで移動できたこともあり快適だったと話している。
「体感でいうと国内を飛んでるくらいの時間で着いたんで。すごく快適でしたし、移動の疲れもほぼほぼなく、こっちまで来られたのは良かったです」
ちなみにこれまでもACLEのアウェイについては年齢順にビジネスクラスが割り当てられることが多かったが佐々木はどちらになるか、微妙な年齢だった。
「だいたいACLに行く時は、年齢順でビジネスかエコノミーかで分かれるんですが、だいたいその間の歳が僕のところなので」
ということで「今回はビジネスに乗れて嬉しかったです」と笑顔を見せていた。そして、チャーター便での移動に感謝しつつ「このくらいいい環境を整えていただいたので。何としてでも優勝して恩返しできればいいかなと思います」と決意を新たにしていた。
なお長谷部茂利監督もチャーター便について「まず、ありがたい話です。皆さんの協力のもと、スムーズにサウジアラビアに入ることができました」と感謝。さらに「機内では選手たちはリラックスしていたようで、私自身も、ほとんど話をしないようなくらい、自分の席でゆっくりと時間を過ごしました。はい」とフライトを振り返っている。ちなみに長谷部監督はエコノミーで移動されていた。一人でも多くの選手が快適に移動できるよう、配慮されていた。
(取材・文/江藤高志)