ヴォルティススタジアム

【徳島vs岡山】試合フォトレポート:終盤に追いつかれ悔しいドロー決着。この試練を乗り越えろ。

■明治安田生命J2リーグ 第25節
7月9日(土)徳島 1-1 岡山(19:03KICK OFF/鳴門大塚/8,293人)
得点者:78’柿谷曜一朗(徳島)89’木村太哉(岡山)
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前節、5試合ぶりの敗戦を喫した徳島。
今節は徳島県民デー。ホームに迎えるのは前回対戦で悔しい敗戦を喫した岡山。

スタメンの2トップには2試合ぶりに森海渡と柿谷が名を連ねた。

前半開始から森海渡のスピードを生かしスペースで起点となり作り流れを掴む徳島。8分には柿谷のパスから得意の形で森海渡がシュートを狙うと、13分には杉本のパスから柿谷が抜け出しクロス、26分にも杉本のパスをエリア内で森海渡が受けるがシュートは打てず。一方、岡山も飲水タイム前あたりから布陣を3バックに修正、27分には櫻川のミドル、42分にもエリア内に侵入され大ピンチを迎えるが、いずれもクロスバーに救われる。結局前半は0-0で終了。
ハーフタイム、児玉に代えて坪井が投入される。

後半、最初に決定機を作ったのは徳島。48分、安部のフィードを柿谷がフリックすると、フリーとなった坪井がドリブルで運びシュートを放つも枠外。55分にも西谷のドリブル突破からファーの西野が折り返し混戦となるがファウルを取られてしまう。63分にはCKから石尾がわずかに触ったボールはポスト、64分と74分にはカウンターからチャンスを作るが決定機には至らず。76分には杉本に代えて長谷川雄志、森海渡に代えて棚橋を投入。
そして迎えた78分、中盤でボールを奪うと棚橋が柿谷とワンツー、棚橋が抜け出しバイスとの1対1からシュート!GKの弾いたこぼれ球を詰めたのは柿谷!ついに先制点を奪う!

ゴール後、さぽたーの元へ駆け寄る柿谷。

先制直後の82分にも決定機。棚橋と西谷のパス交換から最後はフリーとなった坪井がシュート、88分にも安部のクロスに棚橋が飛び込むがわずかに届かず。

そんな中迎えた89分、警戒していたセットプレーから木村にドンピシャで合わされ、同点に追いつかれてしまう。

後半アディショナルタイムには、途中出場の髙田颯也がドリブルで突破を狙うがバイスに阻まれる。結局試合はそのまま終了。死力を尽くした一戦となったが逃げきれず、勝点1にとどまった。

試合後、柿谷は「苦しい状況ですが、チーム、スタッフ、ファン・サポーターが互いを信じてひとつになり、この状況を乗り越えていければと思います」と前を向いた。この試練を全員で乗り越える。

□試合フォト

(残り 95文字/全文: 1190文字)

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