【徳島vs岡山】試合フォトレポート：逆転勝利で直接対決を制し、上位陣を射程圏内に捉える！

2019年10月14日 10時00分　
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■2019明治安田生命J2リーグ第36節
10月13日（日）徳島 2-1 岡山（14:03KICK OFF/鳴門大塚/7,036人）
得点者：5’仲間隼斗（岡山）47’河田篤秀（徳島）56’渡井理己（徳島）
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残り7試合。今節は「勝利できれば（順位で）彼らを抜くことも出来ますし、栃木戦での勝点1の意味も大きくなると思います（リカルド監督）」と試合前に指揮官も話す、勝点差2で一つ上の順位となる8位・岡山との直接対決となった。

風下となった前半、いい流れで試合に入ったかに見えたが、5分にGKのクリアボールが短くなったところを拾われると、マークが甘くなった仲間隼斗にシュートを決められてしまい、先制を許してしまう。

前線からハイプレッシャーをかける岡山に対し、ヴォルティスは丁寧なビルドアップだけでなく、ロングボールを使いながら活路を見出す。10分には岩尾の素早いリスタートから河田がGKと１対1になるが、これはGKに防がれてしまう。21分にはスローインから河田が個人技で抜け出すもシュートはまたもやGKに防がれてしまう。結局前半は1点ビハインドで折り返すこととなる。

逆転ゴールを決めた渡井に駆け寄る河田

風上に立った後半、立ち上がりから攻勢を仕掛けたのはヴォルティス。47分、内田がドリブルで相手を引きつけると、ボールは左サイドでフリーとなった杉本へ。杉本がダイレクトでクロスを入れると、飛び込んできた河田がヘディングシュートを決め、まず同点。続く56分には、河田のボールキープから、杉本が左サイドのスペースに流れた渡井へパスを入れる。ドリブルで持ち込む渡井は「イメージとは違いましたが、思い切ってシュートを打って良かった」と強烈な左足シュート！これが決まり逆転に成功する。59分にもCKの流れから藤田のクロスを河田が押し込むも、これはオフサイドの判定でノーゴール。

昇格を目指すために負けられない岡山も、セットプレーや前線の高さを生かそうとするが、「相手のセットプレーで何度か危ない場面を迎えましたが、それ以外は守備陣も集中して危なげなく対応していた（リカルド監督）」と話す通り、バイスを中心としたDFラインを中心に冷静に対処。88分にはゴールマウスを捉える直接FKを狙われるが、途中出場の岸本が間一髪のところでクリアしゴールを許さない。結局、試合は2-1で終了。
昇格プレーオフ出場圏内となる6位・甲府と同じ勝点58とし、順位も暫定ながら7位に浮上した。

残り6試合、次節も2位大宮との直接対決。負けられない試合が続く。