ヴォルティススタジアム

【ユース】プリンスリーグ第16節。大量7得点で勝利!

■11月23日(金・祝)
高円宮杯U-18サッカーリーグ2018プリンスリーグ四国 第16節
徳島ヴォルティスユース 7-1 松山工業高等学校(13:30KICKOFF @Pikaraスタジアム)

※順位表はこちら(JFA公式)

<メンバー>
GK  1 後東 尚輝
DF  6 久次米 啓吾
DF 16 前田 智基
DF   2 曽根 嵩之
MF  4 久米 航太郎
MF 11 山田 誠人
MF 14 森田 凜
MF  8 松原 蓮
MF 33 藤原 志龍
MF 10 八木 祐哉
FW  9 岩佐 瞭希

前節の愛媛FC U-18との直接対決に敗れ、首位を明け渡してしまった徳島ヴォルティスユース。今日の試合含めて3試合となったプリンスリーグ四国の連覇は他力の状況となってしまいましたが、チームとしてやるべきことはしっかり目の前の試合を勝ちきることです。

今日の試合は9位の松山工業高等学校。直近の公式戦3試合で1得点と寂しい攻撃陣の奮起がこの試合のキーポイントとなりました。

トップチーム帯同が続いていた33藤原志龍がこの試合から先発に復帰。立ち上がりから33藤原を中心にボールを支配し続け、ゴールに迫ります。


早速10分に先制点。11山田の折返しに中央で33藤原が滑り込みながら押し込みゴール。


圧倒的にボールを保持する徳島ヴォルティスユースは、14分にも左サイドを突破し最後は11山田が見事なトラップから冷静に流し込み追加点。

21分にも33藤原のスルーパスに抜け出した9岩佐がゴールを決め、3-0とリードを奪います。


その後、3点のリードで少し緩んでしまったのかプレッシャーが弱くなり、自陣に押し込まれる時間が続き、25分にミドルシュートを決められ1-3とされますが、30分に相手のミスを逃さず33藤原がシュート。こぼれ球を9岩佐が押し込み4-1と流れを引き戻す追加点。
続く、33分にも33藤原のパスを9岩佐が冷静に蹴り込み前半のうちにハットトリック達成。大量5得点と攻撃陣が大爆発。4点のリードで前半を折り返します。

選手たちが気になるのは、他会場の同時刻キッキオフの首位愛媛FC U-18と3位徳島市立高校の試合結果。この時点で愛媛FC U-18が2点のリードと思うようにはいきません。
倉貫監督は、「周りは関係ないぞ、この試合に勝つことだけに集中しろ!5点取ったけど、更に得点を目指して後半も戦おう!」と選手たちを送り出します。

後半も流れは変わらず、徳島ヴォルティスユースが攻め続ける展開。攻め続けながらもなかなかゴールが決まらない展開となりましたが、31分に追加点。10八木がペナルティーエリア内をドリブルで突破し、豪快に蹴り込み6-1。


38分にもスルーパスに抜け出した33藤原が冷静に流し込み7点目。大量7得点で勝利を収めました。90分間プレーして2ゴール2アシストと4得点に絡んだ33藤原は、やはり、トップチームのプレッシャーの中で普段プレーしているだけに、ボールを持ったときに慌てない姿勢がとても印象的でした。
また、来季のトップチーム昇格が決まっている4久米もサイドで90分間しっかりと上下動を繰り返し攻守に渡って存在感を放っていました。


気になる愛媛FC U-18の結果は4-0の完勝。大きな勝点差1は埋まることなく残り2試合となりました。トップチーム昇格が決まっている久米や去年プレミアリーグ参入戦を経験したメンバーが揃っているだけに、なんとしても優勝してもう一度あの場所へ行きたいところですが、来週も自分たちの出来ることを全力で取り組み、勝点3を積み重ねて愛媛FC U-18にプレッシャーをかけ続けたいところです。

試合後、倉貫一毅監督に試合について話をお聞きしました。

○倉貫一毅監督

Q.試合を振り返って。
「直近の試合でなかなか得点が取れていなかったところ、今日は7点取れたことが相手がどうであれ、まずは良かったかなと。やるべきこと、準備してきたことはある程度表現してくれたと思います。ただ、まだまだクオリティのところを突き詰めていくと、満足はしていない部分もあります。
残り2節、結局愛媛FC U-18が勝点を落とさない限りは難しいですけど、自分たちがやるべきこと最後までしっかりやっていくことです」

Q.久しぶりにユースの試合に出場して90分プレーした藤原志龍選手についての評価は?
「メンタル的な部分でいうとポジティブに出来ていると思います。まだパスのタイミングを逃していたりする場面はたくさんあるので。そういった部分は(卒業するまでの)残り1ヶ月で伸ばして行かないと行けない部分だとは思います」

Q.成長を感じられた部分は?
「キックの質ですかね。トップチームで練習をして、パスの強さだったりはパワーもついていますし、距離の長いパスは以前よりも数段良くなっているなと思います」

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