ヴォルティススタジアム

【選手コラム】遂に徳島の一員としてデビューしたカルリーニョス(前編)

J2第13節の清水エスパルス戦でカルリーニョスがデビューを飾った。今シーズンの一番目玉の補強選手として活躍が期待され、実際にキャンプでは中心選手としてボランチのポジションを担い、大きな期待を抱かせていた。

だが、開幕前の負傷により離脱し、再びコンディションを作ることとなり復帰までに長期間を要し、デビューが13節となってしまった。その間、チームは苦しい戦いが続き、フォーメーションを相手の戦術に合わせて変更する戦いも強いられる場面もあった。

0-3で敗戦を喫した第12節の横浜FC戦の翌週、アウェイで迎えた清水戦で今季初出場を果たしたカルリーニョス。チーム状況が厳しい中、8日(月)に行われた練習試合(vs立命館大学)で実戦復帰したばかりで、いきなりスタメンに名を連ねたことに驚きもあったが、試合開始からゲームを作り存在感を放つ動きを見せた。

カルリーニョスはその清水戦を振り返り、こう話す。

「まず、ずっと外から見ていて、チームに何が足りないのかということをずっと考えていました。ピッチの中に入ったら、足りない部分を少しでも改善できるように準備していました。清水戦では、パスを多く出したり、ボールに多く触ったりして、チャンスがあった場合にはシュートを打ちたいと思って試合に入り、実際にしっかりとその部分は出来たと思います」

と、イメージをしっかりと作って試合に入ったようだ。
カルリーニョス

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