【コラム】練習風景を誰よりも数多く見てきたであろう人物
ストーブリーグに入り、選手の動向や来季の戦いが一番気になる所ではあると思いますが、この時期は選手以外にとってもターニングポイントとなる方が多い時期でもあります。
そんな中、残念ながら今季限りで徳島を去ることになった方のことを少し紹介したいと思います。TSV(徳島スポーツビレッジ)のグラウンドキーパーを11年から勤めてこられた小原さんです。昨季、Jリーグチェアマンの村井満さんがTSVを来訪された際にJリーグオフィシャルサイトのコラムで紹介されたこともあってご覧になられた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
特殊な職業だけに身近にグラウンドキーパーをやっている方はそう多くいらっしゃらないとは思いますが、その名の通りグラウンドをキープする芝職人で、選手たちがトレーニングを行う芝を管理する重要な役割を担っている職業です。近年、徳島ヴォルティスでは将来像を描く中で『育成型クラブ』というキーワードを頻繁に耳にするようになりました。ここ数年で若手を積極的に獲得していること、ユース・ジュニアユース世代が結果を伴う成長を着実に遂げていることからも、その歩を少しずつ進めていることが想像できます。その中で将来有望な選手たちが徳島を選ぶポイントの1つとして、芝を含めた練習環境の充実が大切な部分であることは間違いないでしょう。
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