ヴォルティススタジアム

【練習場から】ユースチームに熱い視線を送る、Jユースカップ優勝経験者。(1147文字)

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オフが空け、今日から2日間のトレーニングで天皇杯・新潟戦へ臨む選手達。

今週は天皇杯が水曜日に組まれていることから、連戦となるため変則的なスケジュールとなっています。試合翌日の昨日がOFFとなり、今日から2日間のトレーニングでアルビレックス新潟との天皇杯3回戦に臨みます。

今日のトレーニングはしっかりとしたウォーミングアップから入り、リーグ戦に出場したメンバーはポゼッションまでの約1時間の練習で切り上げ、他のメンバーは5対5のゲーム形式まで比較的激しい練習メニューを消化していました。

さて、トップチームがトレーニングする横のピッチでは、Jユースカップの1回戦(徳島ヴォルティスユースvsY.S.C.C.ユース)が11:00キックオフで行われていました。
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負傷から練習に復帰し、先週からフルメニューを消化できるようになっている井澤惇選手に練習後に話を聞きました。「Jユースカップは3年生最後の大会というのがあって、6年間やってきた仲間と出来る集大成なんです。僕が2年生の時は、3年生に優勝して欲しいという気持ちでプレーしていましたし、クラブチーム所属の僕たちにとっては、日本一を取れるという最後の機会だったので、本当に一生懸命でした」と、大会の思い出を話してくれました。
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井澤選手はFC東京U-18の一員として、なんと第14回(準優勝)、第15回(優勝)と3年間で2回、決勝のピッチに立っています。「たしか、クリスマスまで戦おう!なんて、みんなで言っていましたよ(笑)」と話す井澤選手はクールダウンの最中は隣のピッチで熱い試合を繰り広げる、ユースチームに熱い視線を送っていました。

試合の方は徳島ヴォルティスユースが先制するものの、Y.S.C.C.ユースの必死のプレーに抵抗されて、一度リードを奪われます。追い付いて延長に持ち込みながらも、そこで2失点してしまい、まさかの初戦敗退となってしまいました。

「悔いの残らないように頑張って欲しいし、同じ年代でプロに行く選手とプレーする機会や、2種登録している選手も出てくることにもなるので、選手としては本当に大事な試合になります」と、井澤選手は話していたのですが、クラブとして非常に悔しい結果となってしまいました。
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井澤選手がFC東京U-18に所属していた際のJユースカップは、リーグ戦が予選としてあり、その後に決勝トーナメントという大会形式でしたが、今年からはトーナメント方式の一発勝負になり、その怖さを経験することになってしまったユースの選手たち。この悔しさは、今後のサッカー人生で活かして行って欲しいものです。

トップチームは明日は9:00から一部非公開で練習をおこないます。新潟への移動があるので、少し早めの練習開始となり、午後に新潟に向けて出発します。

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