ヴォルティススタジアム

【徳島vs甲府】試合フォトレポート:甲府に敗戦。チーム全体で厳しい現状を受け入れ、変わっていけるか。

■明治安田生命J2リーグ 第27節
7月22日(土)徳島 1-2 甲府(19:03KICK OFF/鳴門大塚/4,987人)
得点者:59’長谷川元希(甲府)80’長谷川元希(甲府)90+3棚橋尭士(徳島)
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7試合ぶりの勝利を目指し、今節は現在5位につけるヴァンフォーレ甲府と対戦。スタメンは前節から2名変更。中盤には杉本が2試合ぶりに入り、前線には棚橋が入った。

最初のチャンスは11分、柿谷がヒールで落とし棚橋が右へ展開。上がってきた西野が思い切ってシュートを放つ。しかし、ビルドアップでは相手のプレッシャーを上手く剥がして前進できず、試合は徐々に甲府ペースに傾くと、26分にウタカ、29分にもジェトゥリオ、33分にウタカに決定機を作られるが、いずれもシュートは外れ事なきを得る。

前半の決定機。西野のクロスを坪井がドンピシャで合わせるも相手GKにセーブされゴールならず。

徳島も28分には相手のミスから棚橋、35分にはビルドアップでプレスを回避し右サイドへ展開、坪井のクロスを棚橋が狙う。前半最大の決定機は44分、杉本のサイドチェンジから西野の精度の高いクロスに坪井が頭でわせるも、相手GKのセーブでゴールを割ることができず。結局、前半は0-0でハーフタイムへ。

後半、前半に比べビルドアップから相手を押し込む時間が増え始める。しかし59分、カウンターを止めることができず、最後は長谷川元希に流し込まれ先制点を奪われてしまう。リードを奪われた徳島にも直後に決定機。坪井のクロスにフリーの棚橋が頭で合わせるも、わずかにゴールマウスを捉えられず。62分には坪井と西野に代えて森海渡とエウシーニョを投入し、攻撃的な布陣に変更。67分にも、森昂大の縦パスから杉本がつなぎ最後は森海渡、69分には森海渡の落としを杉本が狙いチャンスが増えるようになる。しかし甲府も前線にフレッシュな選手を入れプレッシャーをかけるようになると、80分、エウシーニョがエリア内で長谷川を倒してしまいPKを献上、2点差とされてしまう。

試合終盤、棚橋のゴールで1点差に詰め寄るも一歩届かずタイムアップ。

甲府も守備を固め逃げ切りを図る中、徳島のクロスを多用しながらゴールを目指すと、後半アディショナルタイム、FKの安部が折り返したボールを棚橋が押し込み1点差に詰め寄る。しかし、反撃もここまで。試合終了のホイッスルが鳴らされた。

7試合勝利なし。再び試練を迎えた中、チーム全体で厳しい現状を受け入れ、変わっていけるか。

□試合フォト

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