ヴォルティススタジアム

【徳島vs山口】試合フォトレポート:内田の劇的ゴールで今季3度目の連勝!

■明治安田生命J2リーグ 第33節
8月27日(土)徳島 2-1 山口(19:03KICK OFF/鳴門大塚/4,508人)
得点者:28’エウシーニョ(徳島)65’高井和馬(山口)90+5’内田航平(徳島)
———-
アウェイ連戦から中2日で迎えた3連戦の最後に向かえたのはレノファ山口。

スタメンは前節から4人変更。DFラインにはカカとエウシーニョ、中盤には杉本、FWには坪井が入った。

前半、後ろからビルドアップする徳島に対し前からのプレッシャーを狙う山口という構図。最初のチャンスは5分、右サイドでボールを奪うと左サイドへ展開。浜下がカットインから思い切りの良いミドルシュートを放つが惜しくもポストに当たりゴールとはならず。15分にはオーバーラップした安部がクロスを狙うと、18分にはCKから坪井が頭で合わせゴールに迫る。

エウシーニョ

移籍後初ゴールを決めたエウシーニョ。

そして迎えた27分、相手のミスからボールを奪った坪井がゴール前で仕掛けるとペナルティエリアギリギリ外の位置でFKを獲得。「距離が近かったので、GKの逆方向へ蹴ろうとしてもボールが浮くかもしれないと思いました。なので、敢えてGKの同サイドを強めのボールでコースを狙いました」とキッカーのエウシーニョは壁の間を抜き先制点を奪う!

先制後はやや山口にボールを持たれる時間帯となるが、45分にはエウシーニョがドリブルで相手を次々とかわしシュートを放つが惜しくもシュートはゴールならず。結局1点のリードで前半を折り返す。

ハーフタイム、「相手にロングボールを蹴らせないように。相手陣地でポゼッションしよう。背後へのアクションを増やそう」を指揮官に送り出される。

後半は選手を変え攻撃に出る山口が流れを作られるが、60分には徳島にデザインされたFKから決定機。児玉のパスを坪井が折り返し迫力のあるゴールシーンを作り、最後は杉本がシュートを狙うがシュートは惜しくもサイドネット。64分には最初の選手交代。エウシーニョ、杉本、坪井に代えて田向、櫻井、一美を一挙に投入する。しかし65分、FKから高井に決められ同点にされてしまう。

プレーオフ圏内進出のためにはどうしても勝点3が欲しい徳島も74分に波状攻撃。児玉のパスを起点に西谷がゴール前へ抜けだすと、白井のクロスに浜下、安部のクロスのこぼれ球を最後は内田がミドルシュートで狙う。76分には浜下に代えて杉森を投入しさらに攻勢を仕掛ける。79分には櫻井のスルーパスに杉森がダイレクトでクロス、一美が飛び込むが枠外。アディショナルタイムには、一美と白井のボールキープチャンスを作ると田向がシュートを狙う。

ゴール後、喜びを爆発させる内田。選手たちも喜びを爆発させた。

そして90+5分、児玉のCKをニアでカカがフリックすると、「相手はゾーンで守っていたので、遠いサイドに流れ来たら得点できると思っていました」という内田がヘディングシュートでネットを揺らす!直後に試合終了のホイッスル!劇的勝利で今季3度目の連勝となった。

□試合フォト

(残り 107文字/全文: 1499文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ