ヴォルティススタジアム

【徳島vs大分】試合フォトレポート:大分との直接対決はドロー決着。「まだ5試合、魂を燃やす戦いが残っている(岸本武流)」

■明治安田生命J1リーグ 第33節
10月23日(土)徳島 1-1 大分(14:06KICK OFF/鳴門大塚/6,488人)
得点者:70’宮代大聖(徳島)80’町田也真人(大分)
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リーグ戦も残すところ6試合。
今節はJ1残留に向けて絶対に負けられない18位・大分トリニータとの直接対決を迎えた。

チームカラーのコレオグラフィについて、宮代は「やはりホームは力をもらえます。今日はコレオグラフィーで一体感を出し、僕たちの後押しをしてくれました。この特別な場所で勝利を届けられるように、次は頑張らなければと思います」と感謝の気持ちを伝えた。

メンバーは前節から2名変更。藤田譲瑠チマが6試合ぶり、宮代が7試合ぶりにスタメンに入り、また前節脳震盪のため途中交代となった石井秀典がスタメンに名を連ねた。

最初にチャンスを掴んだのは徳島。2分、岸本のクロスを相手DFがクリアミスしたこぼれ球をバケンガが詰めるチャンスを作る。その後は均衡した試合展開が続く中、給水タイム後のに連続してチャンスを作る。右サイド岸本のクロスのこぼれ球を西谷がシュートしそのこぼれ球に垣田が飛び込むと、直後の岩尾のCKから宮代のミドルシュート、こぼれ球に西谷が詰めるがわずかに合わず。35分には決定機。岸本の浮き球パスを垣田が頭で合わせるがGK正面。37分には西谷の縦パスを垣田が落とし宮代がシュートを狙い徐々に大分ゴールに迫ると、44分にも宮代のドリブルからチャンスを作る。

0-0で迎えたハーフタイム「ミスを恐れず気持ちを切らさず、メンタルを強く持って戦おう。お互いの距離感を大切に、スペースを活かすことを意識しよう。追い風を味方につけて、全員で勝ちに行こう」とダニエル監督に送り出された選手たち。ハーフタイムに石井に代えて福岡が投入され後半キックオフ。
前半よりも風が強く感じられるようになる中、開始早々に決定機。ロングフィードを受けた垣田が中へ折り返すと宮代が強烈なシュートを放つがGKにセーブされてしまう。

68分には宮代のパスを受けたバケンガがミドルレンジからシュートを狙うがGKにはじかれてしまう。しかしそのシュートから得たCKをカカが強烈なヘディングシュートで合わせる。いったんはGKに弾かれたものの、こぼれ球を宮代が強烈なシュートで叩き込みついに大分ゴールをこじ開ける!

先制された大分もペレイラと長沢に投入し攻勢を強めると、80分、左サイドからのクロスボールを長沢がシュートを放つ。一旦は福岡がクリアするががこぼれ球を町田に決められ同点に追いつかれてしまう。

後半アディショナルタイムにはバケンガ収めたボールから最後は宮代がシュートを狙うが相手DFにブロックされてしまう。試合終了間際にも岸本のクロスのこぼれ球を岩尾が狙うが枠をとらえられず。
結局試合は1-1で終了。両チーム勝点1を積み上げるにとどまった。今節湘南が勝利したため順位は17位に後退することとなったが、「まだ5試合、魂を燃やす戦いが残っている」と話すのは岸本武流。J1残留をかけて、チーム一丸となって残り5試合戦い抜くのみだ。

□試合フォト

(残り 95文字/全文: 1455文字)

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