ヴォルティススタジアム

【讃岐vs徳島】フォトレポート:大量4得点の完封勝利で前回の雪辱を果たす。

■2018明治安田生命J2リーグ第31節
9月1日(土)讃岐 0-4 徳島(19:03KICK OFF/ピカスタ/4,446人)
得点者:16’バラル(徳島)19’前川大河(徳島)90+3′ ピーターウタカ(徳島)90+5′ 小西雄大(徳島)ろせ
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前回(第10節)の対戦では21本のシュートを打ちながらも、シュート4本の讃岐に敗れた相手だけに、今回は「リベンジの気持ちで(梶川)」」臨んだ『東四国クラシコ』。

讃岐戦スターティングメンバー。スタメンには石井、前川が2試合ぶりに、表原は2試合連続のスタメンに名を連ねた。

試合序盤から試合を支配したのは徳島。「4-4-2の相手に対して、『優位性を持って戦っていこう』と」とリカルド監督が話すように、大きく開いた両ワイドを使いながら讃岐の守備ブロックを広げつつスペースに走りこむ形でチャンスを作っていく。
すると前半16分、右サイドの広瀬がアレックスを交わし小西へグラウンダーのクロスを入れると、こぼれ球を最後はバラルが落ち着いてゴールへ流し込み先制!

先制ゴールを決めたバラルは、「子供たちとゴールを決めたらやるよと決めていました」と話すハートマークで喜びを表現。

19分にも小西が「練習通りできた」と話すフリーランでスペースを作り、そこへ広瀬がラウンダーのパスを入れるとバラルがスルーし前川がコントロールショット!前半でリードを2点に広げる。

「後半もボールを動かして、主導権を握ること。まだ終わってないぞ、0-0と思って3点目を取りにいこう(リカルド監督)」と送り出されたイレブン。

讃岐も後半のあたまから出場した佐々木匠を中心にチャンスを作るようになる。そんな流れを引き戻すべく、バラルに代えてウタカを投入。68分には3枚目のカードとして杉本太郎を投入し、3点目を狙いにいく。
68分には、相手GKのクリアミスからシシーニョがロングシュート。73分にはシシーニョからのロングボールを収めたウタカがドリブルで持ち込むがシュートまで持ち込めず。86分には岩尾のパスからウタカが抜け出しGKも交わすがわずかにボールが伸びてしまいシュートを打てず、3点目がなかなか奪えない。
しかし後半アディショナルタイム、ドリブルで持ち上がった藤原のスルーパスをウタカがGKのまた抜きシュートでとどめの3点目を決めると、その直後には小西にもゴールが生まれ4-0。

途中出場で決定的な3点目を決めたウタカだが「もう1点は取りたかった」と悔しさもにじませていた。

終わってみれば大量4得点の完封勝利で前回の借りを返した徳島。順位こそ8位と前節と変わらなかったものの、勝点を47に伸ばし、6位大宮(勝点51)との勝点差を4と縮めた。

■試合フォト

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