ヴォルティススタジアム

【無料】佐々木一輝選手「苦しい時期を乗り越えて来られてのも、地元のサポーターのおかげです」


佐々木一輝選手の契約満了がリリースされた。地元出身の選手ということで期待されて加入したのが、2013シーズン。小林監督(当時)の指導を受けて、課題としていた技術面でも力を付けていき3試合に出場した。翌2014シーズンは16試合に出場し、J1でスピード溢れるプレーを見せて、チームが劣勢の戦いを強いられる中で輝きを見せていた。第13節のFC東京戦では、果敢な突破でチャンスを作りつつ、前線からのハードワークでチームに勝点1をもたらす原動力となった。第14節の鹿島アントラーズ戦ではサイドを何度もドリブル突破で破り、相手の恐怖となるプレーぶりだった。
だが、J2降格後の2015シーズンは4試合、今シーズンは2試合の出場にとどまり、今季限りでの退団が決定した。リリース発表翌日となった、昨日のトレーニングでもしっかりとトレーニングをおこない、居残りで大﨑選手とロングボールを蹴るなどして、引き上げた。
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Q:4年間ヴォルティスでプレーした。その思いは?
「4年間ありがとうございました。地元でプロサッカー選手が出来るという喜びを凄く感じることが出来ましたし、試合になかなか出られないことが多かったですが、その苦しい時期を乗り越えて来られてのも、地元のサポーターのおかげだと思っています。地元の選手だから声を掛けてくれていたというのもあったと思うので、常に心の支えになっていました」

Q:今の気持ちと今後については?
「寂しいのと、悔しいのが一番強いです。人生はまだまだこれからなので、この気持ちと、徳島の4年間の経験を今後の自分の人生に前向きに活かしていければと思います」

現役を継続することを望んでおり、このシーズンオフ期間に次の道を探すのは、精神的にも厳しい部分もあるが、トライアウト等の選択肢がある中で、次のチームが上手く見つかることを願いたい。

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