ヴォルティススタジアム

【湘南vs徳島】レポート:J1との差を痛感させられた大敗。その先に見えたものは?

■第96回天皇杯全日本サッカー選手権大会 3回戦
9月22日(木・祝)湘南 4-0 徳島(19:00KICK OFF/BMWス/1,527人)
得点者:6’藤田祥史(湘南)25’山田直輝(湘南)50’齊藤未月(湘南)61’山田直輝(湘南)
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ヴォルティスはこの一戦に、J2リーグ戦のスタメンから全員を変更して臨んだ。当然ながら出場する選手たちのモチベーションは高く、ウォーミングアップからやる気に満ち溢れた雰囲気ではあった。

ピッチ内での練習前、サポーターへ挨拶する選手達。

ピッチ内での練習前、サポーターへ挨拶する選手達。

この日ののShonan BMWスタジアム平塚は、試合開始前から雨が降ったり止んだりの天候で、ピッチは少し水を含んだ状態でのキックオフとなった。J1の湘南を相手に気持ちを見せて戦いたいヴォルティスは早速1分に渡のシュートから試合に入り、続けて井澤惇がミドルシュートも放つ。後方からつないでくる相手に積極的にプレスを掛ける立ち上がりとなった。

だが、その勢いはあっさりと、止められてしまった。6分にCKから中央で合されて、最後は湘南FW藤田祥史に押し込まれて失点。その後は立て続けにシュートを打たれて、ボールも支配される苦しい展開に。そして、25分には持ちこたえることが出来ずに追加点を許す。浮き球のパスをヘディングで落とされたところに対して抜け出されて、GK杉本大地が懸命に飛び出すも、湘南FW山田直輝に交わされてゴールに流し込まれる。

前半から積極的にシュートを狙った井澤惇選手

前半から積極的にシュートを狙った井澤惇選手

その後、何とかペースを取り戻そうと、井澤がパスでゲームを作ろうとするが、相手は執拗なプレスからボールを奪ってからシュートまで持って行く動きが連動してできており、なかなか起点を作ることが出来ず後手に回る展開が続いた。

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