ヴォルティススタジアム

【徳島vs熊本】レポート:内容には課題散見も、結果については文句なし。ヴォルティス、今季のホーム最終戦を勝利で飾る!

■2015明治安田生命J2リーグ 第40節
11月14日(土)徳島 2-1 熊本(14:04KICK OFF/鳴門大塚/4,124人)
得点者:33′ 濱田武(徳島)、66′ 大﨑淳矢(徳島)、83′ 清武功暉(熊本)
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2つの得点はどちらもファインゴールであった。
まず33分に奪った先制点。右からのクロスを逆サイドで受けた大崎淳矢がドリブル勝負の判断を瞬時に切り替え、バイタルエリア中央へ入り込んできた濱田武へ横パスを繋ぐと、その濱田が非常に精度の高いコントロールショット。力みのないフォームでインパクトされたボールは美しい軌道を描いて熊本ゴールを射抜いた。また66分の2点目はCKから得点を奪うお手本のような形であったと言えよう。内田裕斗が送り込んだ遠いサイドまでのボールを福元洋平がマーカーに競り勝って折り返し、最後は熊本GKシュミット ダニエルの鼻先で大﨑がコースを変えるバックヘッド。内田のキック精度、福元の高さ、大崎のゴール前感覚と、それぞれの良さが一本の線となって繋がった見事なゴールと評して間違いない。

こうしてヴォルティスは素晴らしい2ゴールを挙げて熊本に勝利。選手たちは、モチベーションコントロールと目標設定が難しい状況の中でもしっかり気持ちを立て直して戦い、ファン・サポーターへの恩返しともなる白星で今季のホーム最終戦を飾った。

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