ヴォルティススタジアム

【磐田vs徳島】フォトレポート:苦難を乗り越え、今季初勝利!

■明治安田生命J2リーグ 第12節
4月29日(土)磐田 2-3 徳島(14:03KICK OFF/ヤマハ/9,280人)
得点者:2’森海渡(徳島)20’柿谷曜一朗(徳島)53’松原后(磐田)60’柿谷曜一朗(徳島)86’松本昌也(磐田)
———-

初勝利を目指し、今節はジュビロ磐田と対戦。
スタメンは前節から3人変更。
CBには今季初出場となる石尾崚雅、5試合ぶりの森昂大、左サイドにはルイズミケサダが入った。システムは前節と同じ3-5-2でスタート。

試合は開始早々動く。2分、CKを獲得すると「練習でも取り組んでいた形でしたし、ルイズミ選手がいいボールを入れてくれたので合わせるだけでした」と話す森海渡がニアで合わせ先制点を奪う!

先制ゴール後、森に駆け寄る選手達

続く20分には、自陣からのビルドアップで磐田のプレッシャーをかわし、ボールは左サイドの柿谷へ。柿谷がカットインしながら強烈な一撃!千葉戦以来のゴールが決まりリードを2点に広げる。

エリア内へ持ち込み強烈なシュートを決めた柿谷。

結局前半は2点リードで試合を折り返す。ハーフタイム、ルイズミケサダに代えて外山を投入。

後半、長身FW後藤の投入もあり全体が間延びさせられ磐田が攻勢を仕掛ける時間が多くなると53分、CKからクリアしきれずこぼれ球を松原に決められ1点差とされる。
しかし60分、磐田陣内で連動したプレッシャーをかけ柿谷がパスカット、そのまま冷静にフィニッシュ!再びリードを2点に広げる。

その後はホームで意地を見せる磐田に押し込まれる時間帯が続くが、「ピッチ内では慌てずにコントロールしながら試合を進める事ができた(ベニャートラバイン監督)」チーム全員で攻撃を跳ね返し続ける。86分にはショートコーナーCKのこぼれ球を松本に決められ1点差とされるが、その後は時間を上手く使い磐田の反撃をしのぎ切り、ついにタイムアップ!

試合後、アウェイへ駆けつけたサポーターへ挨拶する選手達。

試合後初勝利の感想を聞かれたベニャートラバイン監督は次のように答えた。

「プロの監督として初めての勝利なので本当に嬉しいですし欲していた勝利でした。ただこの勝利があったからといって、選手達に伝えるメッセージは何も変わりません。結果よりも重要な事が多く存在していると思っていますし、その事も選手に伝えています。結果よりも重要な事を突き詰めていく事で、結果に反映されやすくなるという考え方は変わりません。自分たちのやるべき事を今後もしっかり続けていきたいと思います」

苦難を乗り越え、待望の今季初勝利を挙げた。

□試合フォト

(残り 84文字/全文: 1366文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ