ヴォルティススタジアム

【直前レポート】北関東3連戦。『壱の陣・水戸戦 ~アドリブ演技~ 』

前節・松本戦(3○1)は快勝と言えるだろう。12年の初対戦以来、アルウィンでは3分2敗と相性の悪さがあった。個人的には“相性”という曖昧な要因を理由付けするタイプではないが、試合数のN値=5で未勝利という事実に基づけば確かに何か理由はありそうなスタジアム。松本戦前に佐藤晃大が「フクアリやアルウィン。独特な雰囲気があって、本当にアウェイって感じがする」とコメントしていたが、コロナ禍で応援様式の変化はあるとはいえ結果の出ていなかった場所で初勝利できたことはいいトピックスだろう。

また、先制点は完璧だった。得点に至る工程が複数あるとするならば、全工程で徳島のコンセプトに基づいてゴールまで辿り着けた。「GKからつなぎながら、我々が本当にやりたいサッカーで得点できたと思う。もちろん最後に渡井がしっかり決めてくれたという部分もあるが、完璧なゴールだった」(リカルドロドリゲス監督)。

この成果を持って、北関東3連戦の初戦・水戸戦へ向かう。とりあえず台風は来ないでおくれ。

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