ヴォルティススタジアム

【練習レポート】中3日での戦いへ向けて。J1新潟に挑む。(1994文字)

11日(月)の練習後に取材に応じた小林監督は天皇杯で対戦する新潟については「メンバーを含めてどう持ってくるかわからない。J1だからタレントはいるが、(リーグ戦で)勝点は取れていない。中3日でうちは戦うことが出来る。」と話す。新潟はナビスコカップ準決勝を11日(日)に戦っており、中2日での試合となるうえ、天皇杯を終えると更に中2日で17日(土)にリーグ戦で残留を争う松本との直接対決となる一戦を控えている相手の状況も察している。

メンバーについては「今日のトレーニングでも、かなり意欲的な選手の状態は見ることが出来たので、連戦で戦っている選手の明日の状態を見て、最終的に判断をしたい。」とメンバーの選考に関しては具体的な答えを避けているが、連戦ということもあり、これまで出場機会の無いメンバーに多少はチャンスが生まれる可能性もあるだろう。

試合に向けては「相手を見ながら出来るようにしたいといけないし、幅を持つことをイメージ出来るように今日の練習をしました。新潟は縦へのプレッシャーが強いので、良い形で裏を取ったりサポートの準備をすれば、食いつかせてそこを狙いとしたい。J1(の新潟)に勝ちに行って、リーグの大宮戦にも向かいたい」と話す。

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出場機会を虎視眈々と伺う佐々木陽次選手。「目の前の1試合に全力で取り組みたい」

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「チームも調子が良いのでその中で自分が出たときはその波に上手く乗りたい」とは藤原広太朗選手

試合前日となった今日はセットプレーを含めた一部非公開メニューとなり、明日のメンバー詳細はわからないが、いずれにせよ天皇杯でラウンド16に進むために選手は気合が入っている。リーグ戦でしばらく出場機会の無い佐々木陽次と藤原は「チャンスが来ると信じて毎日準備していたので、それをいい方向に出来たら良いと思います。まずは目の前の1試合に全力で取り組みたいです」、「コンディションを徐々に上げていって、チームも調子が良いのでその中で自分が出たときはその波に上手く乗って、しっかりチームとして戦うことが大事だと思います」とそれぞれに意気込みを話している。

新潟のホームであるデンカビッグスワンスタジアムでの試合となるが、決して勝利の可能性が低いわけではない。互いのチームが置かれている状況のことはあるが、試合に出場するメンバーがその試合に如何に集中して目の前の一戦で勝利することに集中できるかだろう。長谷川悠が話すように「とにかく一戦一戦得るものを得て、調子を上げていく」という言葉に集約されるように、目の前の一戦に勝利することが、今後のリーグ戦にもつながるはずで、どんなメンバー構成であってもチーム全体で勝利を掴みに行きたい。

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