無料記事「2025シーズン・最初の全体練習フォトレポート」【練習場から】

2025シーズン最初の全体練習は1月8日に韮崎Gで行われた。

注目選手である柏好文(手前)はJ1で350試合出場、32ゴールと実績十分(J2は57試合、5ゴール)なアタッカー。7月末に38歳になるので運動量・スピードは全盛期より落ちることは仕方がないが、経験値でどうカバーするのかが見どころだ。後ろは新加入の平塚悠知。福岡では出場機会を増やせていなかったがどんなプレーでアピールするのか楽しみ。

大卒選手でレギュラー候補なのが熊倉弘達(中央イエロービブス)。昨季の関東大学リーグ1部で6位の日大で10ゴール(ランク5位)、4アシスト(ランク7位タイ)の活躍。右後ろのピンクビブス・田中雄大(岡山)らパワーがあって技術の高い選手が加入したことでどんな競争になるのか楽しみ。

内藤大和以来のユースからのトップ昇格の保坂知希。一番年下なので人間関係を作るまでは気を使うこともあるだろうが、プレーでは遠慮なしでどんどんアピールしてほしい。

山本英臣の姿を見てなんか安心した1月8日の全体初練習。どんなシーズンを創るのかじっくり見たい。

ちょっと強めのパーマネントで登場した荒木翔。荒木も昨季には満足していないはずで30歳になる今季に自身のストロングポイントをどう表現するのか注目したい。

間もなく37歳になる三平和司。どんなオフを過ごし、どんなコンディションで今期をスタートするのかがまず注目点。ケガさえなければ一定以上の活躍は読める選手だが、今季のチーム、フットボールの中でどんな存在感になるのか。初日のハード目の練習については「どれくらいの強度で走らないといけないのかが分からないことがちょっとしんどかった」と話した。

移籍を心配したが林田滉也は今季もVF甲府の選手。もちろんボランチで勝負するはずだが、どんな起用になるのか。まずはボランチの競争で勝ちたい。

右WB起用の可能性が高いと思われる宮崎純真(中央)。どんな世界を創り出すのか、まずはトレーニングマッチを注目したい。

”上手い”ではなく”巧い”おじさんは健在。職人ミッドフィルダーのパッションが爆上がりするシーズンになればJ1昇格の可能性は高まるはずだ。

シーズン終盤のケガで出遅れることを心配したが、”治りましたね”と元気にスタートした井上樹。この日はチーム撮影があったので髪を切って登場。ツーブロックがキレキレでかわいい(当社比)

井上樹同様にシーズン終盤のケガで出遅れが心配された新加入の一瀬大寿。しかし、練習初日に元気に合流。運動量が多いメニューだったが軽くこなしている様子で、いいスタートが切れそうだ。

オフシーズンに相当にやりこんできたであろう内藤大和(右)。秘めたる想いは相当なはずで、昨季の経験を活かして信頼されるFWになりたい。

新加入の4人が並んでクールダウン。左から土屋匠(柏)、平塚悠知(福岡)、田中雄大(岡山)、大島康樹(栃木)。

故郷の熊本でゴルフコースデビューした村上千歩。初のスコアは120ということだ。今季は昨季以上に厳しい競争に晒されるが、昨季の経験をどう生かすのか。貪欲に挑み、チャンスを掴んでほしい。

今季の公式球。「バレーボールみたい」という声もあるが、サッカーボールとしては画期的なカラーリング。

韮崎G隣の陸上競技場はトラック(タータン)を剥いでリニューアル中。スケートリンクみたいになっていたが、将来的にはこのグラウンドも有効利用できれば韮崎でのトレーニングの質が高まるが、どうなるのか。