山梨フットボール

「今季最高のピーターがスーパー・ウタカになって2ゴールで流れを逃さず難敵・藤枝にダブル達成」【2023明治安田生命J2リーグ第25節 藤枝1-4甲府レビュー】

2023明治安田生命J2リーグ第25節 藤枝1-4甲府 甲府先発布陣。

2023年7月9日 藤枝1-4甲府(18:03K.O/藤枝総合運動公園サッカー場/入場者数 3,225人/天候 曇 無風/気温 27.3℃/湿度 81%/全面良芝)

得点者 44’須貝英大(甲府) 63’ピーター・ウタカ(甲府) 70’久保藤次郎(藤枝) 74’ピーター・ウタカ(甲府) 90’+5宮崎純真(甲府)

こまでの今季最高のピーター・ウタカを見ることができたし、藤枝総合運動公園サッカー場初見参の甲府には約1,000人のファン・サポーターが後押しに来てくれて、「高校時代(浜松開誠館)に結構試合をしているスタジアムで懐かしかったし、スタジアムに入った瞬間に(サポーターを見て)”ホームだ”とマジで思いました。この環境の中で勝てたことが大きかった」と先制点を決めた須貝英大は思ったそうだ。藤枝のスッタフが「ビールが凄く売れた」というような会話をしているのも耳に入り、J1初昇格時にアウエーに大挙して駆けつけ、スタジアムグルメを食べ尽くした自称”甲州イナゴ軍団”ーー世代はだいぶん変わっているのかもしれないがーー復活的な感じも嬉しかったし、コロナ禍で減退していたスタジアムで試合を見ることの面白さを多くのファン・サポーターが再認識してゴール裏の迫力が増していることを誇りに思う藤枝戦だった。個人の判断なので押し付けることはできないが、感染症の心配が消滅したわけではないので、密集状態の中では個々の判断で気をつけることもあるが、メインスタンドの記者席から見たゴール裏は迫力と熱があって素晴らしかった。

この光景が戻ってきたことが嬉しい。この一体感を更に高めてJ1昇格に繋げたい。

(残り 1671文字/全文: 2519文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ