山梨フットボール

無料記事「井上樹の加入内定で明大サッカー部キャプテン新卒加入の譜系が更に繋がり、山梨県/ヴァンフォーレ甲府ロイヤルファミリーメンバーが1名増加」【練習場から】

今季の宮崎キャンプに参加していた井上樹。この時点では加入が内定しておらず、取材することはできなかったが、須貝英大に話を聞くとVF甲府加入への想いは溢れていたようで嬉しい。今季については明治大学サッカー部キャプテンとしての期待も大きく、役割を全うするために特別指定はないようなので今季の明大での活躍と来季の加入を楽しみにしたい。

VF甲府が4月18日に明治大学4年の井上樹(いのうえ・みき)の来季からの加入内定を発表した。山梨県出身でU-12からU-18までVF甲府でプレーし、明治大学に進学してキャプテンを務めている選手。彼のコメントの中に「ヴァンフォーレ魂があります」とあるが、この一言で充分。VF甲府の明治大学キャプテン新卒加入の譜系は小出悠太(現・仙台)から須貝英大と続き、そして井上樹と続く中で須貝が山梨県出身(フォルトゥナSC→浜松開誠館高)、井上はVF甲府のアカデミー出身とーーいい悪いではなくーー山梨県/ヴァンフォーレ甲府ロイヤルファミリー濃度はほぼMAX。須貝と井上樹は明治大学では4年ー1年の関係で、今季の宮崎キャンプに井上樹が参加したときには話をする時間が多くあったようで、須貝は「自分がVF甲府に決まったときも『俺もヴァンフォーレに入りたいです』と言ってくれました。僕の弟(信州大学医学部在学中)と(井上)樹は高校時代に山梨県選抜で一緒にプレーしているので仲がいいんです。(井上)樹が決まってよかったですよ。VF甲府のアカデミー出身の選手は(大学を経て)戻さないといけないと思います。そうすることでアカデミーの選手が、”ユースに行けばトップチームに上がれる”と希望やモチベーションを持てると思います」と話してくれた。来季CB(井上詩音)もSB(井上樹)も井上でまた名字/名前被りが増えそうだが、山梨県に活力と希望をもたらせてくれる選手の加入が決まって嬉しい。

(松尾ジュン)

トレーニングマッチでは井上詩音(中央)や山本英臣(左)と共にプレーした井上樹(右)。

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