山梨フットボール

無料記事 今季最後の練習日(11月25日)をフォトレポート「大阪に行ったら連絡するよ」「ほなね」【練習場から】

「日本代表のロッカールームに刺激を受けたわけではないが、最終日はみんなで大掃除」

今盛り上がっているワールドカップ(@カタール)の冬開催でいつもより早くシーズンが終わり、シーズンオフ期間は約2ヶ月となった。「トップコンディションから急に落とすのはよくない」(ウェリントン・フィジカルコーチ)ということもあるし、若い選手に2ヶ月間もオフを与えてもロクなことがないということもあり(当社比)、11月はチーム練習が行われてきたが25日が最終日。最終日はみんなでミニゲームを行った後、スタッフと若手選手がロッカールームやトイレなどの大掃除も行った。ここから来季の始動まで約1ヶ月間の完全オフとなるが、選手は個々に身体を動かしつつもリーグ戦42試合+天皇杯6試合の疲れを癒し、ケガ人はリハビリを続ける。引退する北谷史孝に「大阪に行ったら連絡するよ」などと話して帰る選手もいたし、長谷川元希は「ほなね」と関西弁で挨拶をするなどして、みんなそれぞれの場所に帰って行った。次期監督は決まっていないし、選手の契約更新もまだまだ残っているのでみんなが一斉に山梨県から去るわけではないが、なんかセンチメンタル…。

(松尾ジュン)

11月25日は今季最後の練習日。みんなで”スターバックス杯(商品券by吉田達磨監督)”を目指してミニゲームを行った。

引退する野澤英之も最終日はグラウンドに顔を出してくれた。W杯のテレビ観戦を楽しんでいるそうで、「夜遅い試合も観ています。全く身体を動かしていないので体重が3キロ減りました」ということだが、動かないで体重が減るのが羨ましい…。

去就が気になる山本英臣は元気に11月の練習を終えたが、まだ答えを出していない雰囲気だ。

今季最後の練習日は快晴。南アルプスの山々の”白”が美しい。

宮崎純真(左)と関口正大(右)は帰る前にトイレ掃除を行った。2人とも”べっぴん”さんになることが確実。

火は使ってないけれど煤払いの要領でクラブハウス外側の蜘蛛の巣なども取って1年間お世話になったクラブハウスを見た目でも綺麗にした宮崎純真(左)と関口正大(右)。

芝田涼介トレーナーが手に持つマットを米原秀亮(左)と鳥海芳樹(右)が「オエッ」と言いながら叩いて、1年間堆積した汚れを落とした。このようにスタッフと若手が協力してーードイツ戦後の日本代表のロッカールームほどピカピカでもスタイリッシュでもないがーーお世話になった施設を練習最終日に清掃した。

清掃後はみんなセンチメンタルになって(個人差あり)別れを惜しんだ。山田陸(右)は報道通りのところに行くのか…。

小泉勇人(左)は林田滉也(右)とグータッチでお別れ…。

シーズン最後のミニゲームは楽しく盛り上がった。みんなにとって来季が素晴らしい年になることを願う。

別れ難いのか、みんな帰りそうでなかなか帰らなかった…。

須貝英大(右・背中)が同期の関口正大(中央)に手を上げて今年最後の挨拶。来季も2人が甲府でチームメイトであることを強く願う。左は大阪に帰ってからの予定が未定の北谷史孝(引退)。チームメイトと大阪で会えることを楽しみにしている。

 

 

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ