山梨フットボール

無料記事 天皇杯2回戦「2人のヤマト(大和)がそれぞれの覚悟を持って発進」【練習場から】

VF甲府の近未来を支えることを期待される2人のヤマト(大和)。左の大和優槻は守備の要として期待の選手で、右の内藤大和はストラカーとしてアカデミーの期待と夢を背負ってポジションを獲得して欲しい。”やまと”という呼び名はVF甲府9年目(スクールを入れると10年以上)内藤大和が確保し、大和優槻は”ゆづき”と呼ばれている。仲がよくウマも合う2人は甲府アカデミー、柏アカデミー時代からの知り合いで、小学校4〜5年の頃からお互いを知っていた。当時、甲府と柏のアカデミーでは年に5〜6試合をしていて、1学年上の大和優槻の代の柏がものすごく強く、1学年下の内藤大和の代になるとVF甲府が上回ったそうだ。

 

6月1日の天皇杯2回戦、IPU•環太平洋大学戦はリーグ戦とは関係ないが、5試合連続引き分け中のチームにとって公式戦の勝利を渇望する大事な一戦。この試合には甲府アカデミー育ちの17歳・内藤大和と今季加入の柏U-18出身の18歳・大和優槻の2人の”ヤマト(大和)”が起用される可能性が高い。競争があるので絶対出場とは言えないが、この2人には先発という大きな責任を背負う立場で公式戦をプレーし、チームを勝たせて欲しい。チームに2人しかいないティーンエイジの2人に天皇杯に賭ける想いを聞いた。

内藤大和(VF甲府アカデミー出身)

「今シーズン最後の試合です。それくらいの気持ちでやらないとこの先、チャンスはもらえない。天皇杯で少しでも結果を残さないとリーグ戦のメンバー入りは難しいと思うし、結果を残さないと今シーズン最後の公式戦になるくらいの覚悟で臨みます。コンディションはよくなっているので、”やります”」

大和優槻(柏アカデミー出身)

「ベンチに入った試合で、あとちょっと(で使えってもらえそう)なところで信頼を掴めていないことを感じてきました。天皇杯で結果を残して監督やチームメイトの信頼を掴めるようしたい」

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ