山梨フットボール

無料記事 甲府城西高校OB・加賀美右京(拓殖大4年)が練習参加【練習場から】

12月1日から2023年加入内定の三浦颯太(日体大・3年)が練習参加しているが、もう一人、山梨県立甲府城西高校OBの加賀美右京(拓殖大・4年)も練習参加している。加賀美は拓殖大の関東大学リーグ1部残留が懸かった2部・東京学芸大との入れ替え戦で決勝ゴールをアシストしたアタッカー。選手層が厚いアタッカーのポジションだけに来季加入の可能性は小さいと思われるが、VF甲府U-18、韮崎高校、山梨学院高校、日本航空高校、帝京第三高校OB以外の山梨県生まれ、県内の中・高校出身者がVF甲府を目指して努力し、挑戦していることは嬉しいことであり、素晴らしい。緊張もあったようだが、加賀美は「子供の頃からずっと見ていたクラブで練習ができて嬉しい」と話す。クラブの森淳スカウトは「県内出身で関東大学リーグでプレーしている選手はチェックしている」ということ。誰でも練習参加できるわけではないが、古橋亨梧(セルティック)のようなサクセスストーリーを引き寄せることができる選手がいる可能性は潰したくない。Jリーグ入りが叶わなくても海外挑戦するガッツがある加賀美がチャンスを掴むことを期待したい。

(マツオジュン)

練習参加初日で何も判断はできないが、古橋亨梧(セルティック)のようなサクセスストリーを知ってしまった以上、加賀美右京(左から2人目)のようにガッツを持ってチャレンジする選手には期待したい。伊藤彰監督の今季限りでの退任、来季の磐田監督就任が確実視されることが公になった時期だけに加賀美は入り込み難いかもしれないが、チャンスを掴むために集中して取り組んでほしい。

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