無料記事 中山陸「自分でボールをキープして味方を使える選手になりたい」【練習場から】
――J3藤枝とのトレーニングマッチは2本目途中から1本半プレーし、高い位置でボールに絡む回数が以前よりも増えたように感じました。中山選手はどう感じましたか?
もっと前線でドリブルをして引き付けてパスを出せたと思います。
――中山選手が他の選手を凌駕する武器はスルーパスだと思います。昨季もそれを狙いながらも高い位置でプレーができずに武器を出せないで苦労したと思いますが、今季はやりたいプレーに少しずつ近付いている感じはしませんか?
今のチームのコンセプトの一つはサイドでボールを持つと逆サイドの選手が中に入ることで、自分としてはパスや味方を使って剥がしてチームを動かせるようになりたい。そのためにもっと自分でボールをキープして味方を使える選手になりたいです。
――藤枝戦では左サイドで荒木翔選手とのコンビネーションが何度もありました。高まればサイドを打開して決定機増に繋がるところですね。
先週のトレーニングマッチではボールを受ける位置に課題があったので、話し合ってどうポジションを取るのかなどコミュニケーションを取りたいです。ようやくJリーグが始まる感じになってきたので、去年の悔しさを忘れず試合に絡めるように頑張ります。