山梨フットボール

「ピーター・ウタカのコンディションが気になるが、難しい試合を覚悟して集中力と危機感を持って勝ち切ることが甲府の生きる道」

結果を出している金園英学が控えていることは甲府の強み。安定した強さを見せるという意味では、金園投入前にリードした状況を作りたい。

2019明治安田生命J2リーグ第35節 金沢対甲府 甲府先発予想布陣。

【2019明治安田生命J2リーグ 第35節 金沢対甲府 プレビュー】

2019年10月6日(日曜日)金沢対甲府(14:00 KICK OFF/石川県西部緑地公園陸上競技場)

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「金沢の出方が不明も後半勝負に持ち込む無失点を維持すれば勝機は来る」

6位・プレーオフ圏入りができるチャンスと9位に落ちるプレッシャーを受けて戦う今節。上も下も混んでいる中で他のチームの結果は気になるけれど、一戦必勝で勝つしかない戦況は前節同様。

沢は一言でいえば強いと表現するよりも“厄介”という言葉の方がしっくりくる相手。後期の13試合中(5勝4分4敗)、無得点の試合は柏戦(0-1●)と前節の徳島戦(0-2●)だけで、13試合中5試合は複数得点で4勝1分と攻撃にパワーがあるチーム。今季、先制された試合は7試合で1分6敗と勝っていないが、先制した試合が21試合もあり、12勝7分2敗と先制すると勝率は高い。

府(54ポイント)と金沢(50ポイント)は勝点が4ポイントしか変わらないから似たようなデータになるかなぁと思って調べると甲府が先制した試合は金沢よりも少ない17試合で、14勝1分2敗と先制すると有利だということは改めて感じる数字。先制された試合は16試合と金沢よりも9試合も多く、琉球に5-2で勝った輝かしい1勝と7分8敗という結果で追いついている試合が多いものの、1回しか逆転勝ちができていない。どこか甘いところを排除しきれないままここまで来たといっていいだろう。ついでに調べると首位の柏は11試合先制されて5勝2分4敗と勝ち越している。

試合2日前の紅白戦はどちらも集中力が高く、控え組はアグレッシブにプレーして先発組に刺激を与えた。

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